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ネパールからの報告-2

ネパールにいる知人から、レポートが送信されてきました。ネパールでも、田植えの時期のようです。

P6280016r こちらに暮す準備を始めた頃に出会ったネパール援助のNGOを立ち上げた人が、日本人は雨季にこちらに住んでいたら病気になると言いました。
その人も雨季は日本に帰って暮らしていると言っていました。
雨季と聞けば日本の梅雨が重なりますが、こちらの雨季は少し違って、何P6280021 日も太陽が顔を出さずに雨が降り続くことはまれです。
夜間にしっかり降って、昼間はにわか雨があっても太陽が照りつけることが多いです。

この雨あがりにたまにヒマラヤが見えたりすると、緑溢れるこの季節が一番いいという気分になります。
P6280026 私が夏生まれで、暑さに弱くないからかもしれませんが・・・。
奄美大島の緯度に位置しますが、標高が1400mですから、夏の高原に暮らしているようなものなのです。
太陽が出ていれば気温は上昇しますが、丘の上に暮らしているからか湿度を感じることも少なく、夜間は必ずぐーっと気温が下がります。
慣れないうちはこの気温差が体調を狂わせますし、「南の国」特有の上下水道の不整備も加わり、特にこの時期病原菌がはびこるのは確かです。
ネパール人の友人たちもこの時期は外でものを食べるのを控えますし、それなりに自衛しP6280029r ています。
学生生活を終えて日本との行き来を繰り返すようになってから初めて、4年ぶりの雨季の滞在で、免疫が落ちたのか、虫どもの恰好の餌食にはなっていますが、元気で暮らしています。
陽が射せば寝具を干しても、トレッキング宿の布団に包まった時のようにぽちぽちが現れるのもそれほど気にならなくなりました。

さて、その晴れ間を縫って、試験が終わった学生のUさんと、朝な夕な見下ろしている景色の中をチャンパデビの山裾までハイキングしてきました。
日々広がって行く田植えの終わった田んぼをま近に見たいと思いつつもすっかり出不精になっていましたが、ようやく果たしました。
田はほとんどが川からポンプアップして水を引いていました。
苗を植えている女性たちは通常着ている衣服のままで原色が周囲の緑に映え、絵のようです。
アマサギやコサギが逃げもせずにすぐ隣で餌を探している光景にも会いました。
田植えはどこでも人手が欲しいらしく、Uさんが話しかけると「入っておいで、一緒に植えよう」とあちこちで誘われていました。
にわか雨に備えて、粗く編んだ竹枠2枚に大きな葉をすきまなくサンドイッチしてある、堅牢な長頭巾のような伝統的雨具グムも出番です。
住み始めた頃には雨の中、大きなビニール袋の一方を切って被って作業しているのをあちこちで目にして、グムも廃れて行く運命かと思っていましたが、やはり伝統的な方が使い勝手が良いらしく、新しいグムもたくさん見かけました。
日本ではもう失われてしまった風物詩を楽しんでいただければ幸いです。

こちらの暦でアサール月15日の今日は「田植えの日」とラジオで言っていました。
6/29 

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