« 北アルプス・氷河公園7.31~8.2 | トップページ | 巻機山 08.8.9 »

ネパールからの報告-3

ネパールから報告が来ました。青いケシに会いに行ってきたということですP8020164。青い ケシはしばらく前に朝日新聞だったと思います。テーマは忘れましたが、なにかのイベントでガラスケースの青いケシを展示していた記憶があります。ケース入りではない、生の青いケシ、見てみたいです。

青いケシを見に行くパーティに加わえてもらって、二度目の青いケシに会ってきました。

行き先は、折からの雨による土砂崩れの道路事情により、ランタン谷を改めて、その手前から入山して短期間で目的地に到着できるゴサインクンドとなりましたが、9人全員が目的を達して、無事に入山地点のドゥンチェに戻りました。
私自身は2000年秋ゴサインクンドへ行っていますが、その時は道案内のシェルパとポーターとの三人旅でしたし、コースも一部違いました。
花の季節の今、ゴサインクンドはあまりにも有名なランタン谷に近いので外国人トレッカーの入山は少ないですが、森もお花畑も堪能して到達できる聖地に変わっていました。
今年は8/15に当たるジャナイプルニマの日のゴサインクンド祭りには例年二万人の善男善女が訪れるそうで、彼らのための小屋掛け作業が進んでいて、下山時には早くも聖地を目指して登ってくるヒンズー教徒たちに遭いました。
お目当てのP8020163青いケシはゴサインクンドの池の裏手の高度4700m程の岩場に点々と咲いていましたが、サポートしてくれるスタッフがいなければ私には到底近寄れる場所ではありま せんでした。
4年前に30年間あたためて、ようやく会った、ゴーキョへの道で見たのと同じ花なのに、手が届きそうな位置で見られたのは一株だけで、岩場に張り付く姿勢で仰いだ二株はまさに手の届かない崇高な色でした。(写真を添付します。)
ゴーキョにはない黄色いケシにも会えたし、小型シャクナゲのRhododendron lepidotumもあちこちで見頃の花を咲かせていました。
池に至る岩場上部のお花畑は、小さな桜草Primula primulinaの紫色と、まん中が濃赤色のPotentilla coriandrifoliaの五枚の花弁でまっ白に染め分けられていました。綿毛に包まれた高山植物のSaussureaの仲間も、スタッフが採って来てくれた2種を加えて3種を初めて見ることができました。実り多い旅でしたが、下り着いた出発点ドゥンチェで体調を崩した二人が乗るヘリコプターを、崖崩れで歩行を強いられた自動車道路から眺める帰途となりました。

このトレッキング中に訪ねた4校を加えて、今回の滞在では28校に本を届けることができました。山の学校は低学年までしかない所が多いので2冊目に作った「100人村」よりは1冊目の「ヌンのるすばん」の方がいいのですが、出版が許された1000部を今回のトレッキングで配り終えました。
パーリジャートの翻訳の方も最後の長編小説「ボニィ」と最初の短編小説集「原初の国」の残っていた部分を終えることができました。
今回の滞在も残すところ実質3日となりました。
2ヵ月ちょっと日本で暮らしてから、お祭りの季節に又キルティプルの住人に戻りたいと思っています。



|

« 北アルプス・氷河公園7.31~8.2 | トップページ | 巻機山 08.8.9 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

暑い季節を爽快にしてくれる、北アルプスの高山植物と山の写真堪能しました。
 ネパールの青いけし、本当に高山植物なんですね。友人が今年ツアーで行く予定で、準備トレーニングしていましたが、中国側から入るのに地震の影響で中止になりました。何も知らないので、漠然と高地(高原)に一面に咲くけしをイメージしていたので衝撃です。なかなか見ることの出来ない写真をありがとうございました。

投稿: 県西の友 | 2008年8月29日 (金) 19時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ネパールからの報告-3:

« 北アルプス・氷河公園7.31~8.2 | トップページ | 巻機山 08.8.9 »