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丹沢・蛭ヶ岳 2008.12.11~12

朝日のあたる富士山が見たくて、蛭ヶ岳山荘への泊まりを計画し、東野~袖平山北尾根~袖平山~蛭ヶ岳(泊)~丹沢山~塔ノ岳~鍋割山~寄を歩いてきました。1日目の袖平山のDsc_01280005 北尾根は急傾斜の登りで、かなりしごかれました。天気もちょっとという感じ、夕方からはガスも出てきて夕陽の眺めは残念。でも、2日目はバッチリ。朝日に輝く眺めから始まって、富士山三昧の1日でした。そして、寄に降り立つ手前では、名残の紅葉も楽しませてもらいました。今年は、天気に恵まれない・呪われた山が多かったのですが、最後近くになって一気に1年分取り戻した感じでした。写真をアルバム蛭ヶ岳2008にしたので、ぜひ見てください。

○ 丹沢・袖平山北尾根~蛭ヶ岳~鍋割山  2008.12.1112.12  

 朝日の当たる富士山を見たくて、蛭ヶ岳山荘の泊まりを計画しました。一人なので、一般道からではなく、袖平山の北尾根から上がることにしました。

1211日(木) 晴

三ヶ木(7:40)=東野(8:158:20)-林道分岐(8:45)-林道終点(9:10)-944(10:00)-1139(10:35)-袖平山(11:2011:35)-姫次(11:5012:00)-木道(13:0513:20)-蛭ヶ岳(14:05)

朝、天気が良いのだが、山を見ると何となくもやっていてちょっと心配。東野に向かうバスでは時折ガスがバス道路を覆う。東野から尾根への取り付きへの経路は、ウエブサイト「私の山日記から」で非常にわかりやすくレポートされていて、それに従って林道終点の取り付きへ。空に薄い雲が出てきてちょっと心配。林道の終点には赤い標識がありそれに従って左方向にヒノキ林の中に入る。木に赤いペンキが塗られていたり、テープのマーキングなどがあり、それに従って進む。倒木が多くて、頻繁に踏み跡がふさがれる。やがて自然林になり、落ち葉の上を歩くようになり、空が見えるようになったが、すぐに又、ヒノキ林になってしまった。林道を離れて15分ほどしてきれいな道が横切った。仕事道だろうか、「山道ではないから気をつけろ」と書かれた、標識があった。この先から急な登りになり、暑くて顔に汗が噴き出るようになってきた。左側が自然林になり、東野から八丁坂の頭に上がっていく尾根が見える。喘いで、944へ。この登りはきつかった。944はピークにはなっていなくて、松の木に囲まれている。後には道志の山、右には大室山が木の間に見える。何のためのマーキングか、ピンクと青のスズランテープが目立つように木に巻きつけられている。このマーキングは袖平山まで続いていた。少し行くと下の展望が開けているところがあり、東野の集落が見えた。さらに山をいくつか隔てた先に見えるのは、上野原の町だろうか。ここから先、急な登りには階段状になっているなど整備がされている。単調に高度を稼ぎながら登って行き1139へ。ここからは大室山の左に富士山が見えた。この先で左側がガレ状になっている所を通過するときに、冷たい風が吹き抜けた。鹿のなき声が聞こえたのでそちらの方向を見ると、斜面を1頭走っていくのが見えた。八丁坂の頭から姫次への尾根が間近に見えるようになってくる。アセビの木が出てきて傾斜が緩んできた。東野方向への標識が出てきて、背の低い笹の中を歩くようになるとやがて袖平山の頂上。正面に大室山が大きい。その左には富士山が見えているが、空が白けてしまっているのですっきりとしない。大室山の左には南アDscn97260002 の白峰三山、その前には三ツ峠、さらに右には小金沢連嶺から大菩薩、その前には道志の山が望まれる。姫次でも富士山の展望を楽しんで暫く休む。いったん下ると、原小屋平。木々はすっかり葉を落とし、冬枯れ状態。大きなホウの葉が落ちているが、どの木がホウの木なのかわからない。風の音が騒がしいが、尾根が遮ってくれいて、影響が殆どない。蛭ヶ岳頂上の小屋がだいぶ大きく見えるようになったが、真上に見えているのでまだだいぶ登らないといけないようだ。東の方向に、大きな街が見えたが高層の建物があり方向からして厚木の市街地のようだ。やがて木道が出てきて、蛭ヶ岳まで45分と書かれた標識があったので、最後の急登に備えて水分の補給をしようと一本取る。狭い範囲がさくで囲われているので、何か植林をしたのかと思ったら、看板が設置されていて、高標地の植物を保護するためのもので、鹿だけではなく、人間も対策の対象になっているということだった。尾根の上を歩くようになると、風にあたり体感温度を下げてくれる。ガレの渕を通るところでは、北西方向の展望が開け、ボンヤリとしてしまった富士山が見えた。また、独特の形をした大岳山をはじめとした奥多摩の山なみも見ることができた。これから先、山はだいぶ崩壊が進んでいるようで山道が何箇所かで付け替えられていた。やがて蛭ヶ岳頂上へ。南側に回ってみると、宮ヶ瀬湖、その先に橋本の市街地、城山や南高尾の尾根などを望むことができた。宿泊の受付を済ませて、小屋に落ち着く。その後ガスが覆ってきて、夕陽の富士山を見ることはできなかった。平日の小屋の宿泊は、多くても5人程度かなと思ったが、10数人いてちょっとびっくり。風が強くて、小屋を鳴らしていた。

1212日) 

 蛭ヶ岳(7:30)-不動峰(8:20)-丹沢山(8:55)-日高(9:35)-塔ノ岳(9:509:55)-鍋割山(10:4511:10)-後沢乗越(11:45)-栗ノ木洞(12:05)-櫟山(12:1512:20)-林道(12:45)-寄(13:2013:35)=新松田(14:00

 昨晩強かった風は朝にはおさまっていた。今日は素晴らしい天気で、朝の富士山の展望をしっかりと楽しむことができた。雪がしっかりと被っている、南アルプスも全山を見ることができた。ただ残念だったのは、朝の食事の時間が日の出の時間とダブってしまって、両方をゆっくりと楽しめなかったことだ。それでも朝の富士山を十分に楽しんでから出発する。南側の宮ヶ瀬方面には靄がかかり、ボンヤリとしてしまっDscn97370003 ている。寒さは感じられないが、それでもうっすらと霜が降りていて、霜柱も立っている。日陰に入るとさすがに寒い。右に富士山を見ながら進む。今日は富士山三昧、展望を楽しみながらの山歩きができる予感。不動の峰のあたりでは、ちょっとぼんやりしているが太陽の日に光った相模湾が見えた。あまりあてにならない温度計は、12~ 13℃を指していた。丹沢山は富士山の方向だけ展望が開けている。反対から来る登山者が多い。蛭ヶ岳の小屋に泊まった人たちも、檜洞の方に向かう登山者が大部分のようだった。笹の中の好ましい雰囲気の尾根道を、富士山などの展望を楽しみながら進む。日高の先では道の両側に、かなりの数の枯れた木が横たわっているのが見られた。塔ノ岳は先客が3名、平日のせいか、まだ時間が早いせいか、静かだ。いつもいる鹿の姿も見られない。南の方向に海が見えるが、靄ってぼんやり、東方向もやはりぼんやりしてしまっている。南アも靄ってきてしまった。富士山だけが光っている感じ。鍋割でゆっくりしようと、お茶を飲み、写真を何枚か撮ってだけで出発。金冷シでバカ尾根から離れて鍋割に向かう尾根に入る。ブナ林の尾根道は、いつ歩いても、何度歩いても良い雰囲気だ。ただ、木道の上を歩かされるのがちょっと不愉快だが、自分を含めてオーバーユースの丹沢ではやむを得ないか。鍋割山頂上は自分が着いたときは、誰もいなかった。その後何人か登ってきたが、塔ノ岳と同様静かな鍋割山頂上が楽しめた。ここでも富士山の展望をたっぷり楽しむ。少し雲が出てきて、時折太陽を隠すようになってきた。陽が陰るとちょっと寒くなる。ここからは南の尾根を寄へ下る予定。エアリアでのコースタイムは2時間45分になっているが、ちょっと急いで歩けば13時35分のバスに乗れるかなと出発。後沢乗越までは急な下りで、一気にかけ下りる。栗の木洞の登りは逆に急傾斜の厳しい登りで、下りから登りへの切り替えが大変。途中振り返ると陽が良く当たった、鍋割山が見えた。後半は足がはってきて、もうちょっと登りが続くと攣ったかなという感じ。栗の木洞の頂上は人工林の暗い感じの頂上で、長居は無用と先に進む。ヒノキ林を抜けると草原状の櫟山頂上。少し風が出てきてちょっと寒くなる。真下に四十八瀬川とそれに平行する水無川、その先に秦野の街、東の方には、大山から弘法山への南尾根の様子がよく見えた。人工林の急斜面にジグザグにつけられた道を下っていくとやがて、舗装された林道に降り立つ。林道を渡って、その先の小さなこぶを超えるが辛かった。2つ目の鹿柵の扉を超えると、自然林になり、今回の山行の最後に、まだ残っていた紅葉のプレゼント。さらに2つ鹿柵の扉を超えるとお茶畑になる。土佐原と宇津茂の分岐を示す標識があり、多分どちらを行ってもバス停手前で一緒になるだろうなと思ったが、ちょっと戸惑う。エアリアを見て宇津茂の方が近そうかなと思い、そちらを行く。日向のお茶畑の中の道を下って、寄バス停へ。今日はバイクに乗らなくて良いので、ビールが飲める。それで酒屋の自動販売機で買おうと思いお金を入れたのに出てこない。お店の人が気がついてくれて、年齢確認が必要で、免許証を所定の場所に入れろということだった。やっとの思いで買ったビールはおいしさが倍増。最後まで楽しい山でした。

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