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ネパールからのたより

ネパールの友人から、たよりが届きました。今回はゴサインクンドからヘランブーに抜けるトレッキングの報告です。3300mくらいの高度のヘランブーの森「レッドパンダ」に逢うという幸運に恵まれたと、ちょっと興奮気味に報告されています。シャクナゲやリンドウ、キンポウゲ科黄色い小さな花、プリムラ、アネモネ、キク科の花などの花々も十分に堪能したようで本当にうらやましくなる報告です。

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ゴサインクンドからヘランブーに抜けるトレッキングをしてきました。
ゴサインクンドまでは去年の夏にも青いケシを見に行っていますし、この季節は初めてとは言え3回目の入山でしたが、ヘランブーは初めての地域で、予想どおりにシャクナゲの花盛りの道を歩き、思ってもみなかった「レッドパンダに遇う」という幸運に恵まれました。
ガイド兼ポーターをしてくれたパサンはルクラから1日目の宿泊地パグディンの出で、英国、米国、バンコク、バリと海外生活経験もあり、泊まり合わせた西洋人とも流暢な英語で交歓し、「友人作りに励む」のが信条だそうで、とても上手くリードしてくれて負担も少なく楽しい10日間を過ごしてきました。
今回はミルクティーだけを飲んで宿泊ロッジを7時前に出発、2時間ほど歩いて次の小屋でダルバートの朝食。ダルバートは注文してから炊き上がるまで時間がかかるので、ここで靴も脱いで足指を伸ばして2時間弱の休息ともなりました。
それから再び2時間程歩いて次の宿泊地着。途中ティーハウスがあれば休息と水分補給のために必ずお茶を飲み、背負って歩いた小ザックの中のテルモスにロッジで補給してもらったお湯を飲むこともまれでした。
夕食もダルバートで通し、このネパール流の食事がトレッキング中も私の体調管理に合っていることを実感しました。
シャクナゲの花は高度が上がると国花の赤い花から白、ピンクが混じるようになり、高度限界付近のピンクの花はまだ堅い蕾の場所もありました。
森の下生えと草原ではプリムラ、小さいリンドウ、キンポンゲ科の黄色い小さい花(Oxygraphis)やアネモネ、キク科の花を見ました。
プリムラは殆どがピンクの花で2種類は場所を改め森やトレールの縁を染める程に咲いていて、黄色い花も2、3種類見ました。
樹生ランもピンクと白の花を見ました。
最後に抜けたシバプリ国立公園では白い野バラが見頃でした。
野鳥はほんとうに多く、終日コーラスを楽しみ、初見の鳥も何種類も見ることができました。(雌のダンフェも遠望しました。)
動物はマングース、ネズミの仲間、ウサギ、(私は見逃したのですが)鹿、そしてレッドパンダには6日目のヘランブーの森3300m位の高度で遇いました。
その前に雪が降っていた(降雪の中を下ってきたのでした)ので上の森から下りてきたのだろうとパサンが言っていました。
もちろん彼もレッドパンダを見るのは初めてで「何て幸運なディディ(お姉さん)だ!」と押し殺した声で知らせてくれ、後から来た二人の現地の人も一緒になって、随分長い時間観ていましたが、パンダの方も不思議そうにじっとこちらを見ているのでした。
パサンはアルチィ(ナマケモノ)と表現していましたが、私はつくづくほんとうに平和な野生動物だと思いました。

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