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仙丈岳・甲斐駒ヶ岳2010.8.25~27

南アルプスの仙丈岳、甲斐駒ヶ岳に行ってきました。越後駒ヶ岳~中ノ岳~丹後山の縦走を計画していたのですが、天気予報で越後方面は良くないことを言っていたので、予報で良いことを言っている仙丈、甲斐駒に変更した。予報どおりの良い天気で、素晴らしい展望を堪能してきました。なおアルバム「甲斐駒・仙丈2010」を作ったので、そちらにもアクセスして下さい。
http://gallery.nikon-image.com/100045344/albums/2096083/

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○ 仙丈岳・甲斐駒ヶ岳  2010.8.258.27  

25日(水) 晴後曇

 甲府(9:079:30)=広河原(12:2012:20)=北沢峠(12:50)-駒仙小屋・CS(13:15)

 広河原に着く頃から雲が広がってきた。北沢峠のバス停からは20分ほどで駒仙小屋(北沢長衛小屋から名称が変わったようだ。経営者も変わったのだろうか。)のテントサイトへ。テントを張った後、まだ時間が早いので足慣らしで、栗沢山への登山道を歩いてみたが、30分ほど歩いたところで雨が降り出し、慌ててテント場に戻った。幸い小雨で止みほっとした。その後時折雲が切れて東の方向に、白い山が見えたが摩利支天だろうか。

26日 晴後曇

 CS(4:15)-2合目(4:50)-3合目(5:005:10)-5合目(5:40)-小仙丈岳(6:356:45)-仙丈岳(7:558:45)-馬ノ背ヒュッテ(9:359:50)-大平山荘(11:55)-北沢峠(12:1513:00)-CS(13:20)

 目が覚めると、何となく外が明るい。こんな所でまさか外に灯りがあるわけはなく、寝過したかと思い慌てて時計を見ると、起きる時間にはまだ間がある。ほっとして、さらにしばらくウトウトする。携帯のアラームが鳴って目が覚め、外に出てみると満月。明るいのは月明かりだった。星もしっかりと見えて、良い天気だ。朝食を済ませて、ヘッドランプをつけて4時15分に歩き始める。しばらくすると甲斐駒方向の空が赤くなってきて、日の出間近を思わせた。2合目で北沢峠から直接上がってくる道と合流する。上がってくる登山者のヘッドランプの明かりが見えた。3合目で今日初めての一本をとる。左の方向に北岳が見え始めた。5合目を過ぎ、さらに上がってハイマツ帯に入ると、展望が開けてくる。雲海がきれいに広P82611730001 がっている。雲の上に出ている山が、海の上に浮かぶ島のようだ。甲斐駒は日が出た方向なので逆光で黒く見えてしまっている。鳳凰のオペリスクも見えて、頂上での展望の期待が膨らんできた。小仙丈岳に登りつくと、小仙丈カールや頂上が見え出す。頂上から数十人の集団が下りてくるのが見えた。小仙丈岳の下りですれ違ったが、地元の中学生のようだった。ウスユキソウやトウヤクリンドウを見て頂上へ。P82612110008 頂上は期待どおりの素晴らしい展望。富士山と北岳のツーショット、塩見や荒川、中央アルプス、ちょっと靄っているが八ヶ岳等々。残念ながら御岳や北アルプスは雲の中に入ってしまっていた。こんな素晴らしい展望が楽しめたのは本当に久しぶりのような気がする。頂上ではイワベンケイが見られた。50分ほど頂上にいたが、時間がたつのを忘れてしまいそうだった。いつまでもいるわけにはいかず、下ることにする。頂上のすぐ下では、トウヤクリンドウが群生していた。籔沢カールに入ると、数年前に来た時には避難小屋だった小屋が建て替えられ、仙丈小屋という名称で営業小屋になっていた。尾根から離れる手前で甲斐駒がきれいに見え、カメラに収める。尾根から離れるとお花畑が続き、トリカブトやマルバダケフキなどを見ながら下る。時間に余裕があるので、馬ノ背ヒュッテや籔沢に下り立っP82612630025たところで時間をつぶす。籔沢に沿った登山道を、タカネグンナイフウロやハクサンフ ウロなどの花々、右側の山から下りてくる滝などを楽しみながらノンビリと下る。しばらく下ると下からガスが上がってきた。籔沢大滝の展望台と思われる場所には「そっとのぞいて見てごらん」という標識があるので、のぞいてみたら、滝はちょっとしか見えなかった。馬ノ背ヒュッテまで行くのだろうか、上がってくる何組かのパーティーとすれ違う。さらに急な傾斜の下りをしばらくで、大平山荘の前に下り立った。北沢峠近道という標識に従って進むと、これが登りの続く登山道で、大平山荘に着いたことで気が緩んだ後には辛い登りだった。峠の手前で自動車道に出て、しばらくで北沢峠へ。峠の長衛荘で飲んだ生ビールが非常においしかった。

8月27日(金) 晴

 CS(4:05)-仙水峠(5:105:20)-駒津峰(6:406:45)-摩利支天分岐(7:307:40)-甲斐駒ケ岳(8:058:30)-駒津峰(9:209:30)-双児山(10:0010:05)-北沢峠(11:00)-CS(11:1511:50)-北沢峠(12:1013:05)=広河原(13:3014:00)=甲府(15:5016:10)

 朝携帯のアラームで、目を覚まして外に出てみると昨日と同様に月の明かりで外は明るい。星も良く見えて良い天気。ただ、昨日とちょっと違うのは薄雲がかかっP82712890028 ていること。天気に影響はないと思うが、展望を妨げられるのが心配。朝食を摂った後、足腰を伸ばして4時過ぎに出発する。歩き始めてしばらくで、キジをもようしたので暗闇に紛れてすっきりとさせる。仙水小屋を過ぎ、仙水峠が近付くに従って空が明るくなってきて日の出が近そう。峠に着き、5分ほど待つと日の出が始まり雲海の中から真っ赤な太陽が出てきた。荘厳な瞬間。鳳凰のオペリスクが間近に見えて、その横の雲が赤く染まって非常にきれいだ。反対側の仙丈岳にも朝日が当たりだして、これも非常に美しい。しばらく、朝の素晴らしい気分を味わい、仙水峠を後にして駒津峰への登りにかかる。かなりの急登で暑くなってくる。途中の一本P82713090031 で長袖を脱いで、半袖Tシャツ1枚になる。登るに従って展望が開けてきて、中央アルプスの左には昨日は見ることが出なかった御岳、さらにその左にやはり昨日見ることができなかった、乗鞍、穂高、槍ヶ岳と続く。急な登りにしばらく喘ぎ、駒津峰の頂上へ。ここからは岩場っぽいルートとなり慎重に進む。この角度からの北岳は、垂形をしていて格好良い。しばらくで直登するルートと巻いていくルートと分かれる。直登ルートにちょっと気持ちが行ったが、昨日指を石にぶつけてしまい、それが少し痛むので自重して巻き道に入る。巻道は花崗岩特有のざれた道。摩利支天へP82713210035_2 の分岐を過ぎ、さらに黒戸尾根への分岐に登りつくと、すぐに石の祠のある頂上に立つ。今日も素晴らしい天気で、昨日の仙丈岳と同様とにかく素晴らしい眺望を堪能する。まず正面には昨日登った仙丈岳そして鋸岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川岳さらに遠くに見える聖岳などの南アルプスの山々。そして木曽駒ヶ岳や宝剣岳などの中央アルプスの山々や、昨日は雲に隠れて見ることができなかった御岳、乗鞍、穂高岳、槍ヶ岳と続き、さらに登ってくる途中では見えなかった八ヶ岳も見えるようになった。帰りのバスの時間が気になり始め、まさに後ろ髪をひかれる思いで頂上を後にする。駒津峰までは元来た道を戻る。駒津峰に着いた頃から、富士山の前にガスが出始めてきた。また、北アルプスは完全に雲の中に入ってしまった。北岳、間ノ岳の東側にも雲がかかってきた。駒津峰からは仙水峠への道と分かれて、双児山に向かう。この下りは登山道に石が敷いてあるため、滑りそうで少し歩きにくい。双児山からは、樹林帯の中の道になる。涼しくてよいのだが、展望がなく単調で気分的にうんざりしてくる。傾斜もそれなりにあるので、気を緩めるとこけてけがをするのが心配なので、気持を引き締めるのが大変。木の間越しに見える仙丈岳は先ほどまではそんな気配はなかったが、ガスがかかってきていた。気持ちが切れる寸前に、やっと小屋の屋根が見え出し北沢峠に着いてほっとする。テント場に行って、テントの撤収、パッキングを済ませて北沢峠のバス停に行き、のどの渇きを癒しながらバスの時間を待った。バスが走り出してしばらくすると雨が降り出したが、すぐに止んだ。
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