« 中央アルプス 2010.10.1~2 | トップページ | ネパールからのたより 10-2-2 »

佐武流山 2010.10.8

 佐武流山を歩いてきました。一時廃道になっていた登山道を最近復活させたと聞き、なんとなく歩いてみたいなと思っていた山。山仲間が計画をし、いろんな手配をしてくれて実現しました。行動時間約12時間。まだまだ元気だなと、ちょっと自信を持ちました。でもこれが危ないかな。天気が良くて、楽しい山歩きができました。
Pa0817170001 Pa0817220004 Pa0817320008

○ 佐武流山 2010.10.8(金) 晴

 和山(3:50)=ドロノキ平登山口(4:10)-林道(4:55)-林道合流(5:35)-檜俣川下降点(6:05)-檜俣川(6:206:35)-物思平(7:30)-ワルサ峰(8:408:50)-西赤沢源頭(9:30)-坊主平(9:40)-佐武流山・山頂(10:2511:00)-坊主平(11:30)-西赤沢源頭(11:40)-ワルサ峰(12:2012:30)-物思平(13:2013:30)-檜俣川(14:10)-林道(1430)-ドロノキ平への下り口(15:30)-登山口(15:50)

 インターネットの報告等では、檜俣川への下降点までは林道ゲイトから林道Pa0817780019を上がっている報告がほとんどだったが、ドロノキ平から、近道が整備されたようで宿でも それを強く薦められた。それで、そちらから上がることにする。登山口には、まだ新しい大岩山登山道と書かれた標識と、佐武流山近道と書かれた標識が二つ並んで建てられていた。まだ暗いので、ヘッドランプをつけて歩き始める。まだ十分に目が覚めていないのか、足元が定まらないで、ふらふらしてしまう。40分ほどかかって、林道に出る。和山の宿を出る頃には星がきれいに見えていたのに、雲が広がってきたようで星が見えなくなってしまった。林道に出てからも長く、やがて下って行くようになるので心配になってきた頃、やっと下からの林道に合流しホッとする。さらに30分ほど歩き前方に月夜立岩が見えるようになると、檜俣川への下降点。ここまで、登山口から2時間ほどかかってしまった。下り始めが急なうえにぬかるんでいるので滑りそう。沢に降り立ち渡渉をする。ロープが張ってあるのでそれに摑まり、飛び石で無事に渡ることができた。第一の難関はクリアー。渡ったところで、宿で作ってくれた朝食のおにぎりを食べる。ボリュームがあって、1回では食べきれなかった。沢を離れ少し上がったところで、ネットの報告で見たのと同様に、シラヒゲソウとダイモンジソウを見た。この時期に花が見られたのに、ちょっとビックリだったり嬉しかったりだった。ここからいよいよ急な登りが始まる。空は、雲がだいぶ取れて青空が広がり太陽がしっかりと顔を見せてくれるようなになった。泥んこ状態の急傾斜が続き、下りが心配。殆ど展望のない登山道を、高度を稼ぎながら上がって行くと、物思平に着いた。ちょっと意味深なネーミングだが、急な登りの連続で物思いにしたる余裕はない。ここから先も急Pa0817190003 な登りが続く。真っ赤になった葉が目に付くようになり、それが辛さを和らげてくれる。急な登りの連続で、カメラを出す余裕がずっとなかったが、西の方向にこちら側にがれた斜面を見せている志賀高原の岩菅山が見え出し、カメラに収めた。又北の方向には苗場山が見え出した。ロープが下がっている岩場状の急な登りも出てくる。ロープのない急な登りも、木の根や岩などに摑まって、体を持ち上げていく。尾根が細くなっているところもある。苗場山が高度を上げるに従って、頂上周辺の広い湿原地帯が見えてくるようになってくる。ワルサ峰の頂上から一旦下って1860m圏のこぶ、1891のピーPa0817300006クを越えて西赤沢源頭で苗場山からの尾根と合流する。赤倉山方面に10分行くと水場があると書かれた標識があった。佐武流山の頂上は確認できない。相変わらず急な登りが 続く。坊主平にはテントを張ったと思われる跡があった。この先、だいぶ登山道に水がたまっている。エアリアに「地塘あり」と書かれていたが、まさかこれが地塘?さらに上がったところで、やっと頂上が確認できた。さらにしばらく上がり傾斜が緩んでから少し行くと念願の佐武流山頂上です。歩き始めて、6時間15分。長かった~。4名の先客が。昨夜のうちにドロノキ平から林道に上がり、テント泊をして上がってきたということだった。頂上は、樹林に囲まれて展望は殆どきかない。わずか、北方向だけ開け苗場山だけ見ることができる。これだけ苦労して上がってきたのだから、頂上でもうちょっとご褒美があってもいいのになあと思ってしまう。白砂山方面に少しだけ入ってみたが、笹がかぶっていて上からは見にくいが、しっかりとした登山道があった。たPa0817480011だ、露がついていて長い距離を歩くとズボンがかなり濡れてしまいそうなので、あまり遠くまでは確認していない。30分ほど、頂上での雰囲気を楽しんでから 下山を始める。苗場山への分岐の手前で単独行の登山者とあった。急な下りを滑らないように慎重に、かつ時間が遅くなるのもまずいので早く歩けるところは早く歩いてひたすら下る。ガスが覆うがすぐに風が飛ばしてくれる。西側の志賀高原は雲に覆われてしまい、岩菅山も見えなくなってしまった。苗場山は時折頂上付近に雲がかかることがあるが、ずっと姿を見せてくれている。登ってくる時には気がつかなかったが、ワルサ峰の一つ手Pa0817520012前のこぶからは鳥甲山がよく見えた。また、ワルサ峰は岩の山で赤く色づいた木がありきれ い。ワルサ峰の頂上からは鳥甲山がよく見えるかなと思い期待したが、残念ながら木が邪魔をしていた。急な傾斜に、よくこんなところを上がってきたなと自分に感心しながらぐんぐんと下って行く。物思平で一本をとり、檜俣川の手前でシラヒゲソウ、ダイモンジソウをカメラに収めてから来る時と同様ロープに摑まって檜俣川を渡渉する。20分ほど登り返し、林道に出た。ここからは月夜立岩や周囲の山々や青い空と空に浮かぶ雲などを眺めながら林道をひたすら歩く。途中林道から沢を覗いてみると一気に落ちている。地形図を見ると沢から林道まで標高差が200mほどあるようだった。林道歩きにうんざりした頃、やっと登山口への下降点に着き、朝ヘッドランプをつけて上がった近道を下る。長時間の歩行でかなり足に来ているので、急傾斜の下りでは、足に力が入りづらくなる。20分ほど下り、下に車道が見えた時は思わず歓声。休憩時間を入れて12時間弱の行動時間。とりあえず記憶のある範囲では初めての体験。まだまだ、大丈夫かな?昨晩宿泊した宿で、風呂に入らせてもらい、汗を流し足の疲れを癒してから越後湯沢に向かう。越後湯沢では、佐武流山に登頂できたことで軽く祝杯をあげた。
Pa0817180002 Pa0817310007 Pa0817360009 Pa0817420010 Pa0817590014 Pa0817600015 Pa0817630016 Pa0817710017 Pa0817730018

|

« 中央アルプス 2010.10.1~2 | トップページ | ネパールからのたより 10-2-2 »

山行記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 中央アルプス 2010.10.1~2 | トップページ | ネパールからのたより 10-2-2 »