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中央アルプス 2010.10.1~2

 中央アルプスはなぜか今まで縁がなく、木曽駒ヶ岳に行っただけ。また、今回のコースは数年前に途中でリタイアしているので思い入れがある。ということで、大いに期待しての入山だった。天気が良くて、非常に楽しい山歩きができました。展望はもちろん、紅葉も楽しんできました。
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○ 中央アルプス・空木岳  2010.10.1()10.2()  

10月1日(金)晴

菅ノ台バスセンター(7:05)=しらび平(7:408:00)=千畳敷(8:108:15)-極楽平(8:55)-濁沢大峰(10:1010:20)-檜尾岳(11:2011:35)-熊沢岳(12:5513:10)-東川岳(14:3514:50)-木曽殿山荘(15:10)

 朝になるとまだ上空に雲はあるものの、晴れてきそうな雰囲気。6時頃になると、バス停に列ができ始めたので、我々も並ぶことにする。車が駐車場にどんどん入ってきて、列もだいぶ長くなってきた。7時発で臨時のバスが出ることになり、それに乗りこむ。1台では乗りきれず、さらに何台か臨時便が出るようだ。駅からのバスより先にしらび平に着くことができ、始発のロープウエイに乗ることができた。ロープウPa0115720003 エイの途中ではガスが出てきたが、それを抜けるとすっかり晴れてきて青空が見えて、思わず歓声が上がる。駒ヶ岳神社で安全で楽しい山を祈願して出発。夏には高山植物が咲き乱れる千畳敷カールを、始まったばかりの紅葉を眺めながら上がる。歩き始める頃は、ひんやりとした感じだったが、しばらく歩くと暑くなってきた。定員いっぱい乗っていたロープウエイの乗客は、大部分が千畳敷カールの散策あるいは木曽駒ヶ岳にPa0115760005 向かったのか、我々と同じコースを歩く人はいないようで、静かな山になってホッとする。極楽平で尾根にのるとまず正面に三ノ沢岳が大きく見える。さらに御岳、振り返るとシャープさには欠けるが南アルプス、八ヶ岳の山々が。そして今回の目的の山空木岳と思われる山も見えている。島田娘に登って、下りにかかる。前回はここで足をひねってしまってリタイアしているので、慎重に下る。かなり下ってから、登り返して濁沢大峰へ。南アルプスが一時ガスで隠れてしまったが、ガスはすぐに取れて再び見え出した。前の方の檜尾岳からの尾根の上に避難小屋が見える。ここからの下りは急で、何箇所か鎖が張られているところもあった。始まったばかりの紅葉と、ハイマツの緑、そして真っ青な空とのコントラストがきれい。ここも下った分登り返して、檜尾岳へ。4人のパーティーの先客がいた。又後から3人ほど登って来た。コースは、ピークをいくつか越えていくためアップダウンを何回か繰り返すが、それぞれのピークの間が1時間から1時間半でちょうど1ピッチずつで、わかりやすい。南アルプ スが、ずっと東側に見えている。左から甲斐駒ヶ岳、仙丈岳、北岳までは分かるが、その先になるとこちらの側からは見慣れていなく又、稜線にガスがかかっていることもあって山座同定がしにくい。ここからもかなり急に下る。霧ヶ峰で名前を覚えた、ネバリノギランがすでに枯れて黄色くなっているがここにもあった。触ってみると、ネバネバ感はまだあった。大滝山を越えて岩の塔が目立っていた、熊沢岳へ。間近に見る岩の塔は、地蔵岳のオペリスクを小さくした感じに見えた。ガスが上がってきて空木岳は隠れてしまった。上空もだいぶ雲が覆い始めて太陽を隠してしまった。何故か駒ヶ根の街のところだけガスがない。熊沢岳から先は大きなアップダウンがなくなり、又ここまでの岩場状ではなく、静かな感じの尾根道になった。しらび平ではロープウエイにのるための行列が長く続いていたのに、縦走路上で会う登山者は少なく静かPa0116040013な尾根歩きが楽しめる。空木岳頂上は雲に覆われてしまったが、池山尾根は見えている。南アルプスの前にもガスがかかり始めてきたが、何故か甲斐駒ケ岳だけにはガスがかからず良く見えている。今日最後のピーク東川岳を越えて、木曽殿越の木曽殿山荘へ。宿泊の受付を済ませ、早速ビールを求めて明日の空木岳への登頂に向け、良い天気を願って乾杯をした。小屋は、ツアーの客がいるようで混雑を心配したが、他の宿泊客が少なくゆっくり眠れた。

10月2日(土)晴

 木曽殿小屋(5:30)-第1ピーク(6:256:30)-空木岳(7:057:30)-マセナギ(10:55)-林道終点(12:3012:40)=タクシー待合(12:50)=菅ノ台バスセンター

 朝外に出ると、かなり寒い。小屋の入口の寒暖計を見ると、5℃を示していた。上空には、雲があるが、切れ間があり星が見えている。朝食の時に、小屋の管理人から空木岳へのルート、池山尾根の下山ルートについてのレクチャーがあった。朝食を済ませて、明るくなってきた5時30分に出発。雲海に浮かんでいる八ヶ岳が印象的。日の出直前で雲が赤く染まり始めている。第1ピークまではかなりの急な登りで、1ピッチ目からしごかれる。時間が経過するに従い、上空の雲がなくなってきて青空がPa0216550025 広がってきた。6時を過ぎると周囲の山や御岳にも日が当たり始め明るさが広がってくる。第1ピークを越えると乗鞍岳が見え始めた。ここから先は傾斜は緩むが、岩場を登って行く感じになる。鎖が張られているところもあり、慎重にそして楽しみながら花崗岩の岩を登って行く。第2ピーク、第3ピークを越えていき、やがて今回の目的の山Pa0216580026 空木岳山頂に登りつく。雲はすっかりとれ、素晴らしい天気。そして素晴らしい展望。とりあえずは、中央アルプスの木曽駒ヶ岳、宝剣岳、そして昨日歩いてきた檜尾岳、熊沢岳、南には南駒ケ岳等。そして東方向には、八ヶ岳と南アルプス。昨日は稜線近くにガスがかかって山座同定がしにくかったが、今日はしっかりと見えているので言いPa0216640028 訳ができない。8月に登った甲斐駒ヶ岳、仙丈岳から始まって、白峰三山、塩見岳、荒川岳、赤石岳、東尾根を張り出している聖岳、光岳まで全山を見ることができる。そして塩見岳の上には富士山もしっかり見えている。北方向には、御岳、乗鞍岳、そして宝剣岳のすぐ左奥に槍ヶ岳、穂高岳が。南西の方向にちょっと大きな山が見えたが、恵Pa0216650029 那山だろうか。展望を堪能した頃、ツアーの人達が来て賑やかになってきたので、心残りだったが頂上を後にして池山尾根を下り始める。頂上から下り始めてすぐに、駒石を経由する尾根どおしのルートと、沢を行くルートが分岐する。我々は尾根ルートをとる。分岐のすぐ下の駒峰ヒュッテからも宝剣や木曽駒方面の展望が良いので、しばらくの間展望を楽しむ。一緒にいた4人Pの人達がタクシーを予約しているのを聞いていて我々も弱気の虫が起きてしまい、林道からのタクシーを頼んでしまった。下の沢を見ると、黄葉がきれい。何度も振り返って空木岳を見ながら下って行く。檜尾の避難小屋が、目立っていていつまでも見えている。昨日歩いた尾根がよく見えるのが非常に嬉しい。今朝の小屋の管理人のレクチャーでは小屋よりも大きいと言っていた駒石の横をとおり、樹林帯に入って行く。樹林帯に入る直前、展望が見納めかと思い目に焼き付ける。その後、樹林帯に入っても、時折樹間に宝剣などを望むことができ、下りるに従って、千畳敷のカールが見えるようになってきた。空木岳まで日帰りをするのか、軽装の登山者がかなり上がってくる。登山道が崩落してしばらく通行ができなかった小地獄は迂回路が整備され、新しい鎖や階段が設置されていた。その後もやせた急な尾根が続き、しばらくは緊張を強いられる。尾根が広くなり、傾斜も緩んで緊張から解放され、遊歩道などが出てくる。やがて東屋がある林道の終点へ下り立つ。林道は終点近くが崩落しているようで、タクシーが上がってくることはできず、次に林道と交差するところまで登山道を下ってから拾ってもらった。天気が良くて、素晴らしい展望を楽しみ、又適度に緊張感がある岩場状のルートもあって非常に楽しい山歩きだった。
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