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ネパールからのたより 10-2-2

ネパールに行っている知人から、たより10-2-2が来ました。届いてから1ケ月近く経ってしまいましたが、紹介させていただきます。今回は「インドラジャトラ」のお祭りについての報告です。お祭りを見物する機会があったということです。

日本も急に涼しくなったとメールが届きましたが、こちらはもう寒さの季節が始まりました。
カトマンズまで下るとまだ暑かったりしますが、キルティプルの丘の上では毛のショールを巻いている人の方が多いです。
トレッキング会社をやっている知り合いのシェルパに頼まれて、ウェブサイトの日本語訳を直す仕事でカトマンズに下る日を続けていました。
その最終日はインドラジャトラの日に当たり、12年目にして初めて、この有名なお祭りを見物する機会に恵まれました。
本に寄れば 「天の神様インドラが普通の人になりすましてカトマンズ盆地に下って、母親のためにパーリジャートの花を取っていると、盗人とみなされて捕まってしまう。彼を助けに母親が下りて来て、人々は捕まえたのがインドラだと知って驚き、彼らを敬い供物を捧げる。母親は息子の放免の報いに 来る月には穀物の実りのために盆地に朝霧と露を撒き、また過去の死者全員を天国に連れて帰ることを約束する。このことを祝ってインドラジャトラが始まった」そうです。
ちなみに ネパールを統一したゴルカ王プリティビナラヤン・シャハがカトマンズを落としたのは、この祭りに酔いしれていた夜間であったことから、盆地の先住民族であるネワールにとっては屈辱の日でもあります。
これは首都で行われる国家的大祭で、カトマンズ盆地では公休日になります。
場所は旧王宮前広場。
シバ-パルバティ寺院の「ツーリスト席」と書かれた幕の下に少年が一人立っていたので、大人には腰掛の場所でしたが、小柄な私も登ってしまいました。
他にも近くに10歳前後のネワールの少年が二人いて、彼らが次々に繰り広げられる場面の説明をしてくれました。
初めに 青いお面と二人の赤いお面の三人が踊り出てきました。青いお面はバイラブでしょうか。
それから中に何人かが入った象が、取り巻く若者たちの奇声とともに登場です。
最後にラケがすばらしい跳躍と速さで踊り出てきました。(ラケはこの季節どこの祭りにも登場する鬼です。)
その間、広場には次々にパトカーに先導された車が入ってきて、車を降りた要人が宮殿に入って行きます。
少年が「写真を撮らなきゃ」と促しますが、大統領も首相も私には見分けがつきません。
大使ご夫妻たちも旗をなびかせた車で到着です、日本の大使夫妻は最後の到着でした。
皆さんパレスのお立ち台に出て、最上席からパチパチ写真を撮っておられました。
大統領に向かって儀仗兵の型どおりの最敬礼が終わり、
いよいよ山車の登場です。
初めに広場に現れたクマリの乗った大きな山車は、クマリ館の前に待機し、
小さな2つの、ガネシュ、バイラブの山車が次々 お立ち台の下に進むと、おひねりがいくつも投げられました。
最後にクマリの山車が進み出て、遠くてよくわからなかったのですが、少年たちに寄れば、大統領からお金が渡されたとのことです。
時間も遅くなってきたので、ここまでで広場を後にしましたが、大勢の見物人たちは殆どが動く様子もありませんでした。
広場を抜け出るまでの混雑は、勤めを止めて通勤地獄から解放されて以来出会ったことのないすさましいものでした。
びっしりの見物人に向かって、外国人たちが切るシャッター音が途切れませんでしたが、私も圧倒されました。
添付写真でご想像くださいませ。
9/24 キルティプルから
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