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奥秩父・青笹尾根 2010.11.27~28

 毎年この時期に、友人のSyoさんと忘年山行をやっている。今年も彼がプランを作ってくれて、奥秩父の青笹尾根へ。青笹尾根は広瀬湖に流れ込む久渡沢、ナメラ沢の右岸にあり、西破風山に上がっていく尾根。今回は雁坂トンネルの近くの登り口から登り始めて西破風山まで登り、破風山避難小屋に泊る。下りは登ってきた尾根を途中まで行き、ナメラ沢方面に分岐する尾根に入って、沢まで下るプラン。
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○ 奥秩父・青笹尾根  2010.11.27()11.28()  

1127日曇時々晴れ

 みとみ道の駅(5:45)=雁坂トンネル駐車場(5:556:30)-青笹尾根・登り口(6:40)-1466(7:357:45)-1657(8:20)-1735(8:458:55)-1855.6(9:30)-2040(10:30)-2052(10:35)-西破風岳(11:40)-破風山避難小屋(12:20)

 パッキングをしてザックを持ったら、こんなもんかと思ってちょっと気楽になったが、水を入れたらずっしり。破風山避難小屋は水場まで往復約40分で途中にガレ場があるという報告があり水を担いでいくことにしたが、かなり不安。
 前日のうちに、みとみ道の駅まで行き駐車場にテントを張って宿泊する。みとみ道の駅から雁坂トンネルの駐車場へ移動。駐車場から少し戻ってトンネルをくぐり、さらにその先の鶏冠山大橋を渡るとすぐに階段がありそれが青笹尾根の登り口。しばらく急な階段を上がり、やがて防火帯の尾根にのる。もうすぐ終わりかなという感じのPb2703490003 紅葉のカラマツが続く尾根を緩く上がって行く。1300前後で急な登りが出てくるが、しばらくで又緩い傾斜になる。1466付近で最初の一本をとる。ここまで上がってくると周囲の木々は殆どが葉を落としてしまっている。さらに傾斜の緩い広い防火帯の尾根を上がって行く。防火帯は最近広げたようで切られたばかりと思われる木の幹や、刈ったばかりの笹が置かれていた。久し振りの重荷を担いでの山歩きで、ザックが肩に食い込みかなり辛い。さらに上がると草刈り機やヘルメット等が置かれていて、防火帯を整備する作業は今もやっているようだ。1657のこぶを越えると、その先で防火帯は終わり笹やぶに入って行く。笹は背丈ほどの高さがあるが、やぶの中にはしっかりとした踏み跡がありそれを辿って進んでいく。しばらくで笹やぶ帯を抜け、樹林帯の尾根になる。時折太陽が顔を覗かせてくれるが、すぐに雲の中に入ってしまう。遠くに見える高い尾根には、雲がかかっている。歩いているときは暑くなるが、じっとしているとかなり寒くなるので、一本取っても早々に歩きだす。自分の持っている2.5万図では1859と記されている地点には三角点が設置されていた。同行者のSyoさんが持ってきた新しい地形図では標高が1855.6と記されていた。この先でシャクナゲの木が出てきた。また標高の高い方には、霧氷をつけた木が見られるようになってきた。地形図を見ると1900頃から尾根の傾斜がきつくなるようなので、その前に一本を取って備える。急な登りでは、倒木がありそれを越えるのにてこずり、かなりきつい。2040圏には地籍図根三角点と記された標識と三角点が設置されていた。すぐ先の2052までの少しの間傾斜が緩み息継ぎをするが、又急な登りが始まる。微かに人が辿ったと思われる踏み跡はあるが、大きな岩があって分かり辛くまた、歩きにくい。下に、僅かだがアラレの粉が見られる。また周囲には霧氷をつけた木が見られるようになってきた。やがて樹林帯を抜け露岩帯の岩の上を歩くようになる。再び背の低い樹林帯に入るが、木には霧氷が付いていてそれが服に着いPb2703590005てちょっと気になる。長い急な傾斜を登り切って、西破風山の少し東側で主稜線に出る。登山道の上には僅かだが雪がある。西破風山の頂上は木に囲まれていて展望は利かない。西破風山、破風山、破不山と3種の名称が書かれた標識が立っていた。避難小屋に向かう登山道の上の雪は凍っているところもあり、急傾斜の下りを慎 重に歩く。頂上から少し下ると、展望が利くところがあり、真下に笹平が見られたが、正面Pb2703620007 の山には雲がかかってしまっている。やがて着いた避難小屋の中にはストーブがあり、薪も置いてくれてあったので火に当たりながらSyoさんと山の中での忘年会をやった。それにしても、隙間風が厳しい小屋。結局この夜は小屋には他のパーティは来なくて、我々二人だけの小屋だった。夕方暗くなる前に外に出てみると、先ほど頂上を踏んできた西破風山がくっきりと見えた。

11月28日(日)晴

 破風山避難小屋(6:05)-西破風山(7:007:10)-2042(7:50)-1855.6(8:25)-1735(8:55)-ナメラ沢(9:40)-沓切沢橋(10:15)-雁坂トンネル駐車場(10:50)=勝沼IC=相模湖IC

 昨夜は、何故か寝付くタイミングを逸してしまったこと、やはり何故か鼻詰まりが起こったこと、歯が痛み出したこと、風でドアがガタガタうるさかったこと、枕が適当でなかったこと等々であまり寝れなかった。朝キジのために外に出ると雲は若干あるものの月や星が見えている。鼻詰まりのために口で息をしたためか、喉が少し痛い。出発のために外に出ると、昨日は雲の中に入ってしまっていて見えなかった霧氷をつけたPb2803670008木で白くなっている木賊山、甲武信岳が見えている。また、富士山が靄の中 にうっすらと見えた。西破風山までの急な登りに朝一番からしごかれる。頂上のすぐ下の展望が利く地点からは、国師岳、黒金山、乾徳山、そして甲武信から十文字峠への尾根などを望むことができた。今日はよく晴れているのだが、靄がかかっていて、展望はすっきりとはしない。今日はしばらくは昨日登ってきた尾根を下る。昨日は霧氷が着いていた木には風で落ちてしまったのか、今日は霧氷が服に着くことはなかった。露岩帯を下って、樹林帯に入る。標高差400mほどの急傾斜を、踏み跡を外さないように気をつけて下る。下りでは、一気に下ってしまうので間違えると大変。地籍図根三角点の設置されている2042圏を過ぎて、さらに100m余下ると急傾斜は終わる。昨日歩いたばかりなのに、地形をあまりよく覚えていない。情けない!1855.6を過ぎて振り返ると、今下ってきた急傾斜の尾根が見えた。また、左の木の間越しには雁坂嶺、雁坂峠、水晶山、古礼山などが見えている。1735で昨日登ってきた尾根と分かれて、ナメラ沢と久渡沢の出合方面に向かう尾根に入る。この辺りは尾根が広くなっていてさらに北にもう一つ尾根があり目的の尾根に入るのが難しそうな地形。それでSyoさんの判断でこのまま下ってきた尾根を少し進んでから、沢の源流を横断して目的の尾根に入ることにし、うまく目的の尾根にのることができた。この尾根はナメラ沢を遡行してから下る際に使うルートになっているようで、微かながらも踏み跡はある。時折背丈ほどの笹やぶ帯に入るが、中には踏み跡があって難なく歩ける。樹林帯では踏み跡が薄くなるので、地形図を見ながら慎重にルートを選びながら下って行く。自分はやぶ尾根の下りは自信がないので単独行では下りは一般道をとることにしているが、さすがやぶ尾根歩きのオーソリティのSyoさんは的確にルートを見つけていく。最後右方向に回り込んで、沢に下り立つ。飛び石で対岸に渡り、上流に少し行くと上に登る踏み跡がある。かなり急な登りの山道を辿って雁坂峠からの登山道に出た。この登りがかなり辛かった。出たところには、ナメラ沢方面を示す標識が立っていた。しばらく行って林道に出て、さらに林道を進むと雁坂トンネルの駐車場に着いた。
Pb2703470002 Pb2803690009

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