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中央アルプス・越百山~南駒ヶ岳 2011.10.6~7

 中央アルプスの越百山~南駒ヶ岳を仕事時代の山仲間と歩いてきました。昨年空木岳まで歩いた時に、南駒ヶ岳へ行く登山者が何人かいて、気になっていた山。時期的に紅葉が期待できるかなと思ったのですが、針葉樹がほとんどの山域で紅葉を楽しむことはできなかった。猛烈な風に閉口したけど、天気はよくて展望があり楽しい山歩きができました。
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○ 中ア・越百山~南駒ヶ岳  2011.10.6()10.7() 
106日) 曇時々晴

 伊那IC(7:20)=伊奈川ダム・駐車場(9:059:30)-福栃橋・南駒ヶ岳分岐(10:25)-下のコル(11:15)-展望台(12:35)-水場(13:2013:40)-越百小屋(15:00)
 中央道では場所によって雨が降っている。直前にチェックした予報では、雨は朝のうちに上がり、昼過ぎからは晴れてくるようなので途中での雨は気にしない。中央線の須原駅のすぐ先で、国道19号線から離れて伊奈川ダムに向かう道に入る。途中道路工事をしていてう回路に入るよう標識が設置されていたが、う回路が良く分からなくてロスをする。それでも、概ね予定していた時間にはダムの上の駐車場に着くことができた。雨はすっかりあがり、日が射すようになってきて暑くさえなって来た。長袖のTシャツ1枚になる。歩き始めてすぐに橋を渡り、橋を渡ったところが、空木岳への分岐。さらに林道を進み、福栃橋を渡ったところが南駒ヶ岳との分岐、越百山への登山口になっている。登山道に入るとすぐに堰堤があり、右岸から越える。上がったところに蛇がいてびっくり。暫く上がると水場があり、冷たくておいしい水でのどを潤してさらに少し上がると下のコル。ここで遠見尾根に乗る。尾根の上の道は、木の根が露出していてちょっと歩きにくい。でも周囲の木々は、我々が山に入るようになるよりも早くからここに生えているのだろう。我々は山を歩かさせていただいている身分だということを忘れてはいけない。暑くて、汗が噴き出てくる。エアリアマップに、「上のコル」、「オコジョ平」という地点が記載されているが、気がつかないで通り過ぎてしまった。「展望台」と書かれた標識が立っていたが、エアリアマップの「御岳見晴台」のことだろうか。周囲は木に囲まれていて、展望台(見晴台)という感じではない。いずれにしても、御岳の方向には雲がかかってしまっているので、展望することはできない。やがて上の水場に。登山道から少し離れている。流れが小さいので、水筒に入れるのに、少し時間がかかる。この山域は針葉樹が多くて、紅葉は見られない。その中に少しだけ広葉樹が混じっているが、その葉は色づき始めている。やがて尾根から離れて北側を巻くようになり、さらに少し下って小屋に着いた。Pa064589s 小屋に着く頃にはガスが湧いてきて、太陽はすっかり隠れてしまい、寒く感じるようになってきた。宿泊の受付を済ませ、明日の好天を祈ってビールで乾杯をする。夕食まで時間があるので、お酒を飲みながら時間を潰している時にふと見上げると、ガスが取れて越百山、南駒ヶ岳が見えて思わず歓声。暫くするとガスに覆われてしまうが、またガスが晴れて姿を現してくれる。そんなことを何回か繰り返した。明日への期待が膨らんできた。今日の宿泊は我々3人と愛媛から来たという二人。ゆっくりと寝むれそうだ。

10月7日(金) 曇後晴
 越百小屋(5:40)-越百山(6:406:50)-仙涯嶺(8:158:25)-南駒ヶ岳(9:5010:15)-2411(12:0512:20)-今朝沢登山口(14:0014:10)-福栃橋(14:35)-駐車場(14:1414:35)
 夜中に「満天の星だ」という声が聞こえた。キジで外に出て、戻って来た人の声のよう。明日(時間を見なかったので今日かもしれない)の好天を約束してくれているよう。のはずだったのだが、朝になって外へ出てみると、ガスで覆われている。満天の星はどうしたのだろう。とにかく朝食を済ませて、上に着く頃には晴れてくることを期待して、越百山に向けて歩き始める。かなり強い風が吹いている。上がっていくPa074603s と、木に霧氷が着いている。かなり気温が下がったようだ。頂上に着く頃には、期待どおりガスはとれてきて、これから向かう仙涯嶺や南駒ヶ岳が見えるようになった。南アルプスも見えているが、雲がかかっている所もある。西からの風が猛烈吹いていて、寒い。尾根の伊那側に行って、風を避けて少しでも弱くならないか待ってみたが、弱くなりそうもないので歩き始める。冷たい風で、耳が痛くなる。ネックウォーマーをあれば耳が覆えるのに、持ってこなかったことを後悔する。寒さというより、強風への対策までは頭が回らなかった。反省。向かって左からの風なので、左手が寒くなってくる。登山路は殆どが尾根の西側についているので、まともに風を受ける。やっと尾根の東側に回り込むところがあって、少しの時間風が避けられてホッとする。雨Pa074609s具を着て風対策をする。フードで耳が覆えて風を通さないので、強い風には効果的だった。仙涯嶺は、岩の塔。下を巻いてしまい、通り過ぎてから気がついた。この頃から 多少風は弱くなってきたような感じだが、まだかなり気になる。越百山から仙涯嶺、南駒ヶ岳への稜線歩きが今回の山の核心部。のんびりと歩きたいところだが、風の影響が強すぎて。ここから途中2箇所の鎖場などを通って、100mほど一気に下る。コルまで下って、今度は岩場状の尾根を肩まで200mほど一気に登る。肩からは傾斜が緩んだ岩場状の尾根を進んで、南駒ヶ岳の頂上へ。この頃からかなり風は弱くなってあまり気にならなくなってきた。頂上には、夏には登山者を楽しませたであろうトウヤクリンドウが、今は萎れて残っていた。頂上からは、北側に昨年のほぼ同じ頃登った空木岳、稜線から突きPa074624s 出た宝剣岳そしてその左に大きな木曽駒ヶ岳などの展望が。御岳は頂上付近にまとわりついている雲が取れてくれない。北アルプスは完全に雲の中に隠れてしまっていて残念。東方向には先ほどまで雲に隠れていた八ヶ岳が見えるようになってきた。さらにその北には甲斐駒ヶ岳、北岳、荒川岳、聖岳等南アルプスのほぼ全山が見えている。越百山で見た時にはかかっていた雲はすっかりとれた。北岳の横に稜線から飛び出した塔が見えたが、オペリスクだろうか。そして南アの奥にはシャープさには欠けるが、富士山がしっかりと姿を見せてくれている。強い風に耐えて登って来たかいがあった。暫く展望を楽しんだ後、下りのルートの北沢尾根に入る。この頃からガスが上がって来た。岩場をルートを外さないように、気をつけながら下っていく。自分にとっては岩場のルートは、登りでは楽しいが、下りでは気を使うことが多い。登山道は、岩の下に上手につけられていて感心。2712は南側を巻いていくが、このあたりで岩尾根は終わり。チングルマの実がまだ残っていた。2591を過ぎた頃後ろを振り返ると、通って来た尾根に真四角の岩が見えた。三角点のある2411で一本をとったが、日陰で寒い。ここからは、笹藪の中の登山道を通るが、かなり被っていたと思われる笹を刈ってくれてあって、歩きやすい。ほぼ直角に方向を変える箇所があって迷いやすいとなっていたが、しっかりとした道形の登山道で全く迷うことなく、気がつかなくPa074639s過ぎてしまった。傾斜が急になってきて、今朝沢の登山口まで一気に下る。膝がガタガタ。橋を渡ると林道が二つに分かれていて、ちょっと迷ったが上の林道を行 く。ここまで来て道を間違えてロスをするのは辛くて嫌だ。昨日登り始めた越百山への登山口の福栃橋を過ぎ、さらに林道を進む。橋を渡るたびに駐車場の手前の橋だと思うが、何度か裏切られる。崖にダイモンジソウが咲いている先の橋を渡りゲートを過ぎると駐車場。我々が停めた駐車場は車がほぼいっぱいになっていた。

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