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ネパール通信12-1-1

 いつもネパールから便りをくれる知人が、又ネパールに行って今回の第1便を送ってくれました。寺院のご本尊の赤観音さまが沐浴する儀式があったそうで、その様子を報告してくれています。

 チョバールの丘の上の寺院のお祭りのことを 先回、秋の滞在時に書き送りましたが、今回こちらに着いて4日目にもう一つのお祭りがありました。
ここのご本尊の赤観音さまには 言い伝えが諸説ありますが、その一つ、上流で捨てられた(その理由も 疫病がはやって汚名を着せられた、大火で避難の途中川に投げ込まれた の二説を読みました)神像がバグマティ河を丘の下に流れ着いて拾われたのが この日(チャイト月の白分1日)なのだそうです。
 まだ学生をやっていた10年近く前の昼間に 丘下のバグマティ河での 拾われたシーンを準えたお祭り儀式を見物したことがありましたが、今回は夕方から始まる赤観音さまの沐浴儀式(ネワール語でチョバハー・ナウォン)を見てきました。
 
数軒手前で下宿屋をやっているおばさんと一緒に行きました。次に行われることを説明してくれるので、「見るのは何回目?」と訊いたところ 初めてとの返事でした。ここに嫁いできて子育てに忙しい時期を終え、やっとお祭り見物の余裕ができたというところでしょうか。以前は誘い合わせて皆で揃ってお祭り見物に出かけていたようですが、近年は もう何回も見たからわざわざ行かないとか、若い人は興味もなく、おばさんが「一人じゃなくて あなたと一緒に来れてよかったわ」と言っていました。 5時過ぎに寺院に着くと 赤観音さまがお社からお出ましになる準備中でした。お坊さんに担がれて境内に出された観音さまは神輿の中に立てて結わえ付けられ、長細い笛の楽隊に先導されて少し離れた沐浴場所に向かいます。予め後背がセットされた場所に落ち着かれ、儀式が始まりました。
儀式は読経やお払いのようなものの他に僧が観音さまに向かって踊りながら何周もしていました。
この地では舞踏も神への大切な捧げものです。沐浴のための水が運ばれ、御身の下方から始まった沐浴は ていねいに一枚ずつ剥がされた衣の下から現われた金色の御身の肩から聖水がかけられて終了しました。
 
丘を下っての帰途には 持って行った懐中電灯が役立ちました。(街に戻ってからも停電最中の場所もありましたし・・・)
 ところで不在の間に お借りしている部屋にも太陽光発電の電灯が点くようになっていました。
絶え間のない停電に街でもソーラー発電が普及しているのかもしれません。(トレッキングで行った電気の来ない山の村で 各戸に手のひらサイズのパネルを設置して蛍光灯を点し、携帯電話の充電もしていました。)パネルは屋上タンクを設置している一段高い場所にあって見えませんが、それぞれの部屋と道路に面した壁に設置した1ワットと居間の読書灯5ワット2基、全部を灯しても3、4時間賄えるだけの容量があるそうで、工事をひっくるめて要した費用は15,000ルピー(16,000円弱)とのことです。
3/26 キルティプルから
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