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白山 2012.7.26~7.29

昨年計画をして山小屋の予約までしたが、天気が悪くて中止した白山を今年も計画し、行ってきました。北アルプスなどの展望は雲に邪魔をされてしまったが、天気はおおむね良くて近くの山の展望は十分に楽しむことができた。そして白山といえば花の山で、本場のハクサンフーロ、ハクサンチドリ、ハクサンコザクラ、ハクサンイチゲその他にもクロユリ、ヨツバシオガマ等々多くの花々の歓迎を受けて、大いに堪能してきました。今回訪ねた四塚山は訪れる人が非常に少なく、室道の喧騒がうそのように静かな山でした。そして、花も・・・・!!
P7278272s P7278320s P7278324s P7278325s P7288390s P7298397s P7288376s

○ 白山  2012.7.26()7.29() 

7月26日) 
 荘川IC=白水湖畔ロッジ(14:40)
 御母衣湖を造る際に、移植したという荘川桜や白水湖から落ちてくる白水滝などに寄りながら、白山への登山口にある白水湖畔ロッジに到着し、宿泊。

7月27日(金) 晴
 白水湖畔ロッジ(5:00)大倉山(7:458:10)賽ノ河原(10:05)-室堂(10:2510:55)-御前峰(11:4012:00)-お池めぐり-室堂(13:20)
 朝暗いうちに外に出てみて空を見上げると、星がきれいに見えた。ひと際明るい星が見られたが、明けの明星だろうか。夕立が心配でなるべく早く室堂に着きたいと、朝食は弁当にしてもらって、5時に歩き始めた。所々階段がつけられたよく整備されたジグザグの登山道を、高度を稼ぎながら上がっていく。東の方向の展望が開けている所があり、靄っていてボンヤリとだが北アの槍ヶ岳や穂高岳が見えてきた。上に上がればすっきり見えるだろうと期待。白山というのはなんとなく北アより北にある山だと思い込んでいたが、地図で確P7278264s認すると乗鞍岳のほぼ真西に位置する感じで、ちょっとびっくりした。ヨツバヒヨドリなどの花が見られ るようになってきた。下には時折エメラルドグリーンをした、白水湖が見える。1800mを越えた頃から木が低くなって、別山から下りてくる尾根など周囲の山が見られるようになってきた。ニッコウキスゲ咲いている所P7278296sを過ぎ、さらに上がって大倉山を越える。少し下ると避難小屋がある。南方向に見える別山には雲がかかってきた。御前峰や剣ヶ峰が真上に見るような感じで近 づいてきた。上空には雲が広がってきて雷がくるかとちょっと心配になってくる。雪渓が融けた水が流れている所があり、冷たい水でのどを潤す。うまかった。傾斜がきつくなって息が上がってくるが、本場のハクサンフーロやハクサンコザクラ、タカネグンナイフーロなどの花々に励まされながら上がっていく。やがて賽ノ河原に登りついた。クロユリを久しぶりで見た。ハクサンコザクラなどが群生しているお花畑の中の傾斜が緩んだ登山道を進むと、やがて室堂のビジターセンターへ。宿泊の受付は12時からということでまだ時間があるので、しばらく休んでから御前峰に向かう。階段状の登山道を上がって白山奥宮のある頂上へ。奥宮では無事に御前峰に登れたことを感謝P7278326s し、又これからの山歩きが楽しく安全であることを祈念した。周囲に雲が湧いてきて、残念ながら遠くの山は展望できない。真下の池は見えている。お池めぐりコースに入って、油池や千蛇ヶ池などをめぐり、チングルマやコイワカガミなどが群生するお花畑を通って室堂に戻った。戻ってから宿泊の受付をして今晩の寝床の確保を済ませてからビールで乾杯をし、HGさんのロシア土産のウオッカなどを飲みながら夕食までの時間を過ごす。夕食後ビジターセンターの裏の展望地からきれいな夕日が楽しめた。

7月28日(土) 曇後晴
 室堂(6:20)-大汝峰(7:508:05)-御手水鉢(8:408:50)-四塚山(9:209:30)-御手水鉢(10:1010:20)-大汝峰分岐(10:40)-室堂(11:4012:25)-南竜山荘(13:20)
 今日は日の出を見るために、まず御前峰に登る計画をしていたが、周辺にはガスが湧いていて見られそうもない。3時50分に神主さんが太鼓を鳴らして、日の出を拝むために御前山に登ることを知らせるということだった。それで太鼓が鳴るのを待ったが、ガスで拝むことができないということなのか、鳴らなかった。雨が降り出したので、再び寝具にもぐりこんで様子を見ることにした。やがて雨が上がったので、ビジターセンターに行き、朝食の弁当を食べる。食べ終わる頃にはガスが取れて青空も見えてきたので、歩き始めることにした。しかしその後も時折ガスが上がってきて青空を隠してしまう。昨日歩いたコースとは違う、大きく西側を回り込んで千蛇ヶ池に向かうコースを取る。昨日は見られなかった、ゴゼンタチバナなどのP7288391s 花々が沢山見られるコースだ。百姓池の先で昨日歩いたコースと合流し、その先で御前峰に登っていく登山路と分かれて大汝峰に向かう。その頃からガスが取れてきて日が射すようになり、別山や御前峰が見えるようになってきた。大汝峰へは、岩場状の登山路を登る。頂上には石垣に囲まれた社が建っているが、石垣が崩れそうなのか、立ち入り禁止の看板が掲げられていた。イワギキョウの群生が見られた。大汝峰頂上から急傾斜を下り、巻き道の分岐を過ぎて2562のピークの下を通る。さらに下って七倉山とのコルに御手水鉢というのがあった。大きな岩のてっぺんが窪んでいて、そこに水が溜まっている。北方向から登ってくる際には貴重な水になるようだ。ハクサンイチゲやシナノキンバイ、クルマユリなどが咲き乱れるお花畑を楽しみながら、七倉山の山裾を進む。七倉の辻は4方向への分岐点になっている。雪渓がP7288348s 融けた水だろうか、水が溜まった登山路をさらに進んで四塚山へ。ピラミッド状に石が積まれていた。ロープが張られていて、頂上には行かせないようにしてある。なにか見せられないものがあるのだろうか。一里野温泉に向かう長い尾根が北方向に続いている。こちら方面に来る登山者は殆どいないようで、室堂の喧騒がうそのように静かな雰囲気。ここから室堂に引き返す。大汝山は途中から巻き道を行く。入道雲が見られるようになり、にわか雨が心配になってきた。ビジターセンターに書かれていた予報でもにわか雨がありそうな様子だった。朝通ったのと同じお池めぐりコースに入り、室堂に戻る。雨が降り出す前にと昼食を摂って早々に今日の宿泊地である南竜ヶ馬場へ、トンビ岩を経由して下る。途中なんとなく雨が体にあたったような気がして、ちょっと焦ったが結局雨が降り出すことはなかった。南竜山荘の掲示板に、トンビ岩コースは雪渓が残っていて通行ができないようなことが書かれていた。確かに雪渓は残っていたが、殆ど夏道が出ていて雪渓の上を歩いたのはわずかな距離で、難なく歩けた。

7月29日(日) 晴
 南竜山荘(3:50)-アルプス展望台(4:35)-賽ノ河原(5:25)-大倉山(6:457:05)-登山口(9:00)=荘川IC

 今日はアルプス展望台で日の出が見ることができればと、3時に起きる。我々と同じ行動P7298395s をしようとしているのか、あるいは室堂経由で御前峰を目指しているのか、かなりの人達が出かける準備をしていた。我々も準備をして、ヘッドランプをつけて小屋の外に出て歩き始める。小屋の温度計は17℃を示していた。空を見上げると星がいくつか見えた。前後にかなり、ヘッドランプの明かりが見える。トンビ岩コースは通行できない旨の掲示が小屋にあったので、こちらに回ってきている登山者が多いのだろうか。しばらくして明るくなってきたので、周りを見回すと上空には青空が広がっているものの、低い位置には雲が湧いている。東側が開けたアルプス展望台は、北アルプスなどの展望が楽しめる場所のようだが、残念ながら北アルプスは雲の中だ。日が出ると思われる場所付近の雲が赤く染まっているが、まだ雲の上に日が出るまでには時間がかかりそう。それで、しばらくは東側の展望は開けていそうなので先に進む。ハイマツ帯の中の尾根道はやがて傾斜が緩む。雲がなければ、槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳、御岳などの展望を楽しみながらのハイキングになると思われ、残念!!やがて広い所に出ると、ちょうど雲の切れ間が真っ赤に染まっていて、太陽が顔を覗かしてくれそう。朝食の弁当を食べながらしばらく待つと、ちょうど雲の切れ間を太陽が通ってくれて、日の出?を拝むことができた。日が再び雲の中に入ってしまったところで出発。賽ノ河原で、一昨日登ってきた平瀬道に入る。御前峰には雲がかかってしまっている。我々の目を楽しませてくれたクロユリはここで見納め。ニッコウキスゲ、ハクサンチドリ、ハクサンフーロ、ヨツバシオガマなどの花々を楽しみながらぐんぐん下っていく。日曜日のためか、次々に登山者が登ってくる。日帰りをする地元の方もいるようだ。大倉避難小屋から大倉山へ少し上がったところに西方向が開けている所があり、朝歩いP7298415s てきた尾根が望めた。ここで見納めになる御前山も望むことができたが、頂上の少し下まで雲がかかってしまっている。大倉山を過ぎると見られる花の数が減り、暑さも感じるようになってきた。ブナなどの高い木が出てきて日影に入ると涼しい。下に白水湖が見えだしたが、靄でボンヤリとしている。下るに従って湖がはっきりとそして大きく見えるようになってくる。かなり急傾斜もあり、こんな所を登って来たのかと思う。やがて入山日に宿泊したロッジのある登山口に下り立った。さっそく露天風呂に入れてもらい、汗を流す。風呂上がりにはビールを飲みたいところだが、まだ車の運転があるので物足りないがノンアルコールビールで楽しかった白山の山歩きに乾杯をした。帰りの道路は若干の渋滞は有ったが、大きな渋滞はなく概ね順調に帰ることができた。

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