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ネパール通信12-2-2

絵本「ももたろう」を訳して、障害児学級を訪ねたそうです。その時の様子を報告してくれています。

福音館の絵本「ももたろう」を訳し終えたのは先週末でした。
下宿の主人にみてもらい 意味不明のところを直して 絵本にボールペンで清書したものが、今朝 完成しました。
それを持って ブンガマティの障害児学級の子たちの寮へ行ってきました。
たまたま今日は 寮ができた最初から居るアニールの誕生日でした。
知っていたらケーキを焼いて持って行ったのでしたが、反対にお祝いの果物、バナナとリンゴをもらってしまいました。
「いくつになったの?」と訊いたら 「19歳だよ」と髪を赤く染めたアニールが答えました。
戸外で小さなアニールがダヤラム先生に身体を洗ってもらっていた光景がよみがえりました。
「いくつまで ここに居るの?」と こちらの質問はダヤラム先生にしたら、「うーん、いつまでかなぁ」と笑顔で返されました。
私が居る間にも 次々と子どもたちがやってきては 先生と手話で会話したり、小さい子たちは父親を慕うように身体を預けたりしていました。
私との話を一段落させると 先生は教材の点字訳に戻られましたが、子どもたちの出入りは続いていました。
こちらも 初めて訪ねた時から居る 16歳になるムナは 帰るまでずっと私のそばを離れずに にこにこうれしそうでした。
絵本を持って行っても読めない盲目の子たちに絵本に代わる何かをと考え、もう使うこともなくなっているテープレコーダーとテープも持って行きました。
こちらの人好みの大音量は出ない小型で テープも喜んでもらえるかどうかわからないクラシックや一時代前の歌ばかりです。
でも さすが今の子、盲目の子たちが群れて 録音できると知るとすぐに自分たちの声や拍手を録音し再生して、大喜びでした。
ずたずたになってしまったマリアン・アンダーソンの歌は もう私の楽しむものではなくなっていますから良しとしましょう。
「ダサインに来てくださいね」と先生に念を押されて 1時間半ほど居た寮を辞しました。
周辺では稲穂が色づいて、稲刈りが始まっています。
こちら一番のお祭りダサインも1週間後に始まります。
キルティプルのはずれでの稲刈りの1枚を添付します。
 
10/13 キルティプルから
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