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ネパール通信12-2-7

今回の通信では、神像が新しく作られ寺院に奉納するジャトラ(お祭り)が行われたことの報告をしてくれています。また、神像にかかわる昔話を紹介してくれました。

春に滞在した時から 当地最大の寺院バーグバイラブのここの氏神様でもある神像を大きく描いてネワール語で何か書かれているポスターをあちこちで見ていました。
それは新しい神像を作るための寄付を請うものだったようで、その神像が完成して寺院への奉納に付随したジャトラがありました。
下宿のお姉さんも400ルピー寄付したそうで(彼女の収入は老齢年金の月500ルピーだけです)喜々としてその行列に参加していました。
列は延々と続き、地域カースト毎の笛・太鼓隊を先頭に民族衣装を纏ったご婦人方の後ろを平服の男性たちも歩き、歌っている人たちも踊っている人たちもいました。
翌朝 朝市に買物に行った折に廻ったバーグバイラブ寺院には おまいりの人たちの列ができていました。
なお ここの神像には舌がありません。それには 次の昔話がからんでいます。
 昔むかし 近くに住んでいた子どもたちが 羊を連れて丘に上ってきて 現在寺院がある場所で羊が草を食べ始めると いつもどおりに土をこねて遊び始めた。その日は虎(バーグ)を作った。形ができ上がったところで舌になる葉っぱを見つけに行った。ようやくぴったりの葉をみつけて戻ってくると 羊がいない。あちこち捜したがどこにもいない。もしやと土像の口の中をこじあけると血だらけだった。それで子どもたちは虎に舌をつけてやらなかった。 その日から付近の村々に虎が出るようになった。高名な物知りを連れてきて見せると、土像の中にバイラブ(忿怒相のシバ神)が降臨したと言う。行者の助言に従い各々一頭の水牛と山羊と羊のいけにえを捧げて祈祷を行って後 虎の出没は止み、村々は平穏になったそうな。
 
悲しいニュースを一つ。
下宿の奥さんの25歳の甥が 在住のおじさんのつてで滞在中の米国で 暴徒に襲われピストルで撃たれて即死しました。
その遺体が事件から18日後の昨日ネパールに戻ってきました。こちらからカーゴを送って運んでもらったそうです。
仏教徒サキャさんの息子ですが、空港から一番近いパシュパティナートに直接運んで葬儀を執り行ったとのことです。
パシュパティはヒンズー寺院ですから、その流儀に従って執り行ったと言っていました。
 
11/13キルティプルから
1010 1019 1028 1038

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