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ネパール通信13-1-6

ネパールのドリムラという村に住みつき、村の発展を願って、日本からの援助の仲立ちをされている、OKバジこと垣見一雅さんの話題です。カトマンズでお会いしたそうで、その時のことを紹介してくれています。

OKバジ はご存じでしょうか?(数年前の日本の新聞にも記事が載っていた記憶があります・・・)
本名は垣見一雅さんですが、こちらではOKバジで通っています。
手紙の宛先も to OK-baji です。
垣見さんは トレッキング中にポーターを亡くし、ポーターの故郷パルパのドリムラ村(ポカラの西南の街タンセンから入ります)を訪ねたのが縁で、そこに住み着いてしまわれました。
村の発展を願って 日本からの援助の仲立ちをされて 今年で20年になるそうです。
まだ王制が生きていた時に 村人たちの推薦で王様からの勲章をいただいておられますし、在住10年目の時には「王様が来られても集まらないほど大勢の人たちがバジのお祝いの式典に遠くの村々からも集まった」とニュースになりました。
名前の起こりは 何でも OK! OK! と受けてくれるので それにおじいさんの意味のバジが付いたとのことです。
上記のお祝いの式典のことが話題になったことがありますから、私がバジに会うようになってからも既に10年になるのですね。
しばらくお会いせずに過ぎましたが、今回来てすぐに「カトマンズに下りて来られたらお会いしたい」とハガキを出しておいたところ 先日電話を下さって 早速会ってきました。
そこで聞いた いい話しを お分けしましょう。
 ・ 村の発展は教育にかかっているのが 実際に示されているそうです。この20年の間に村でも皆が学校に行くようになって、学校を終えた子たちが 村を良くしようと活躍するようになりました。 ただ村の学校は上級まではないので、上の学校へ行くには通学に3時間かかり、長続きしません。それで月に一人200ルピーの報奨金を出して、学校近くに二人で一部屋(500ルピー位とのこと)を借りて勉学を続けられるようにしているそうです。ちなみにもし2万ルピーの援助金をいただければ、そのお金を預金して利子だけで一人分の援助ができ、その子が卒業すれば新しい子の援助を開始できて、今の金利が崩壊しない限りは永久に援助いただいたお金が生きることになるそうです。さらに勉強を続けたい子も出ていて、それにはタンセンまで行かねばならず、彼らには200ルピーでは足りないので考慮中と言っておられました。
 ・ ネパールに来て 麻布にくるまって眠る子を見て、布団の援助を申し出られて、布団だけに特化して援助を続けておられる方がいるそうです。彼女は年間の援助金を2000円と定め、まず自分の友達4人に声をかけ、その4人の分は自分がまとめ、その友人たちにも自分がしたように各々4人に声をかけてもらって、次々に布団援助者を増やして行ったそうです。バジは総人数以外は何も知らなくて彼女だけに報告すれば良く、彼女から4人へ、受け取った人がまた4人へ と情報が伝わる、実に合理的な方法で援助を続けてくれているそうです。ちなみに布団は1枚600ルピー程で、今年はどこと決め、もう近隣の随分多くの村に布団を配ったそうです。
 ・ 日本での講演会で 群馬県のある小学校でネパールの子たちの話しをして、皆さんがお誕生日にもらう100円分だけネパールの子に届いたら、ネパールではその100円が何倍にも生きると言ったところ、次の年に又その学校に呼ばれて行ったら誕生日基金ができていて、全校生徒の分のお金を頂かってネパールに戻り、ノートとボールペンに換えて子どもたちに配って それを手にした子どもたちの集合写真を何校分も送ったそうです。
 ・ バジ自身、日本では千葉の娘さんの所に滞在されているそうですが、娘さんの家のある二駅手前で降りて、歩いて戻られるそうです。滞在中に貯まるその二駅分のお金が馬鹿にならない額で ネパールでは何倍にも生かされ、自分の健康のためにもなって、実にいいことをしている幸せな気分になられるそうです。
 ・ 援助金の仲立ちはバジがされますが、実際の援助行動すべてをバジがなさることはできません。この段階でいろいろ問題が起きてしまい援助金が生かされないことが多いのですが、母親グループに頼むのが一番信頼できると言われていました。
 
バジは5月の終わりに一時帰国され、例年どおりに援助者への報告会と講演会をこなして 夏に再びネパールに戻られるそうです。
今年はこれまでバジを助けてこられたネパール人2人を連れて戻り、前半の報告会で講演してもらうとのことですが、そのハードなスケジュールを聞いて、もちろん同行されるバジのお元気さに圧倒されてしまいました。
今回は少し早く下りてこられて、帰国まで3週間程カトマンズに滞在されることになったので もう1度お会いできることになりました。
カトマンズでは考えられない村の様子 聞かせていただけて 年上のバジからたくさんの元気を又いただけるのが楽しみです。
 
バジのことをもっと知りたい方、ネット検索してみてください。息子さんがご自身の店のHPにバジの蘭を設けてくださっています。
 
5/12 キルティプルから 

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