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ネパール通信13-2-1

haruさんはフランスへ、yanshihoさんは今年2度目のネパールです。そして私は・・・・もちろん低山をあじわっています。yanshihoさんからの今回の最初の通信は、近くの家の子供のお食い初めに誘われ、その様子の報告です。

お久しぶりです。
いかがお暮らしでしょうか?
異常な暑さを耐え忍んだ今年の日本の夏も遠い彼方 本年2回目のネパール滞在中です。
 
到着して二日目、やっと部屋を整え終えたところに 斜向かいのジョティさんがやって来て「明日の甥っこのお食い初めに来て!」とのお誘い。
先回の滞在時 赤ちゃんの誕生祝いにも呼ばれて写真を撮ってあげていたのでした。
ジョティさんは長女で、一男三女の家庭なのですが、結婚しているのは末っ子の長男だけ。
昔ながらの伝統的な造りの古い三階家にお嫁さんも入り、舅姑、三人の小姑と三人の子ども(親族でしょう)にお婆さんも一緒に暮らしています。
お食い初めに呼ばれたのは3回目でしたが、宗教儀式を見せてもらったのは初めてでした。
ネワールの家では一番神聖な部屋の 台所(最上階に作ります)の一郭に場が用意されていて お邪魔した時には儀式が始まったところでした。
赤ちゃんを膝にお嫁さんが僧侶と向き合って座り、介添え役の次女が隣に座っていましたが、様々な人たちが入れ換わり現れては自ら手を貸し、私たちの儀式とはかなり違った雰囲気のものでした。
定型のプジャの後 僧侶から手渡された式服に着替えさせられ、製作者の手から足と腕にリングを嵌められた赤ちゃんに お母さんが指で掬って 初めてのお米、キール(牛乳粥)を食べさせました。
お食い初めが無事終了すると 耳輪がつけられましたが、耳たぶに穴を開けるのではなく 耳に廻しかけたゴム紐に付けていました。
最初嫌がって泣いていた赤ちゃんもいつか嬉しげな顔つきになり、お婆さんの手から渡された お祝い事には欠かせないあひるのゆで卵も口にしていました。
親しい人たちから賢い子に育つようにとノートと鉛筆、お金も赤ちゃんの手に渡されていました。
儀式の終了後 居合わせた人たちにもキールがふるまわれました。
それから おじさん(パジュー、母の兄弟)に抱かれた赤ちゃんを先頭にすぐ後のチランチョーの仏塔を皆で巡りました。
「ごちそうふるまいは3時からだから又来て」と言われて一旦下宿に戻り、写した写真をパソコンに取り込んで画像を整えながら選んでいると 時間はどんどん過ぎました。
こちらの3時は実質4時のことで、遠方からの招待客が下宿前を通り過ぎるようになってから 再びお邪魔すると、ごちそうふるまいの場所 まだ未完成の寺院のホールに導かれました。
ジョティさんの家はチランチョー寺院の仏塔を四角く囲む僧侶階級の家の一つで お父さんも僧侶の仕事をされていますから、ここは自分の家の続きのようなものです。
この時ご馳走になったのは 彼らにとってはおやつのようなもので 「ほんとうのごちそう(ベエー)は夜だから又食べに来て」と言われたのですが、私にはもう十分な量で 疲れてもいたので、夜のご招待はお断りしました。
このようなご招待には金一封を持参するのですが、ジョティさんが「写真をもらうからお金は要らない」と言ってくれたのでお言葉に甘え、2日後に48枚の写真をミニアルバムに納め、乞われて写したお客さんたちの写真を別袋に入れて差し上げました。
 
10/27 キルティプルから
016s 026s 039s 068s 072s 080s 124s 170s

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