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長野県南部の山 奥茶臼山、坊主岳 2013.11.2~3

例年やっている、shoさんとの忘年山行。今年は長野県南部の山の奥茶臼山と坊主岳を歩いてきました。花戸屋、小式部城山というかなり魅かれる名前の山も計画にはあったのですが、雨で中止してしまいました。shoさんはいつも私が行ったことのない山域の山をプランしてくれて、非常に楽しみな山行で、今年も静かな山を楽しんできました。
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○ 長野県南部の山・奥茶臼山、坊主岳 2013.11.2()11.3() 

11月2日(土) 奥茶臼山(2.5万図・大沢岳) 曇 

 しらびそ峠(6:25)-前尾高・2289(7:10)-尾高山(7:558:05)-奥尾高山・2266(8:40)-岩本山・2269(9:259:35)-奥茶臼山(10:4010:50)-岩本山(11:40)-奥尾高山(12:2512:35)-尾高山(13:05)-前尾高山(13:40)-しらびそ峠(14:05)

 しらびそ峠の登山口には、これから歩くコースを紹介したかなり立派な看板が設置されていた。飯田市がこのコースを売り出しているようだ。両側に笹が繁っている山道を上がっていPb023173sき、やがて登り着いた2089のピークには山名標識が設置されていて「前尾高山 2082m」と記載されていた。笹が繁っていたのはここまでで、この先は北八ヶ岳を思わせるような苔むした山になる。日の出の時には見ることができた太陽が、雲が広がってきてしまい姿を隠してしまった。小さなこぶを過ぎた先に、尾高山まで1.0kmの標識。2121を超えて緩やかに上がっていくと、やがて頂上にコメツガとシラビソの木が立つ尾高山頂上へ。ここで今日最初の一本を取る。時折薄日が出てきて、晴れてくることを期待させるが、なかなか太陽が全身を現してくれない。頂上から少し離れたところにビューポイントがあるようだが、帰りの楽しみにとっておく。頂上のすぐ先に奥茶臼山への標識があったが、ハングルが併記されていてちょっとびっくり。2266の奥尾高山、2269の岩本山などいくつかのピークを越える。岩本山の先では、針葉樹林の苔むした広い尾根にPb023164sなり深い山の雰囲気。緩やかな傾斜で、高度をなかなか稼いでくれなくて、ちょっとイライラしてくる。上空は少しだけ青空が見られるが、ほとんどが雲に覆われていて青い部分がなかなか広がって来てくれない。風が出てきたようで、風の通り道に出ると耳が冷たく感じ、時折射す薄日が嬉しく感じる。道が倒木に塞がれている所が頻繁に出てくる。大きな木が倒れていることもあり、迂回させられたり、越えるのに苦労するようなところもある。2354の登りにかかるころから周囲にガスが出てくるようになってきてしまった。やがて東からの尾根を合わせ、さらにしばらく進んで、奥茶臼山に頂上に登り着いた。頂上は樹林帯の中で展望はない。さらに少し北方向に行くと開けていて、南アルプスなどの展望が楽しめるビューポイントがあるようだが、今日の天気では展望は無理そうなので頂上を確認し、しばらく休んで下ることにする。上がってきた尾根道を下っていく。尾高山までは登って来た時と同様、倒木を越えるのに苦労しながらいくつかのピークを越えていく。奥尾高山への登りが100m足らずだが下りに慣れた足には辛かった。尾高山を越え、さらに前尾高山を越えてしばらく下ると尾根の西側がカラマツ林になっていて葉がかなり色づいている。又東側は針葉樹の中に混じっている広葉樹が赤や黄に色づいていてこちらもきれい。登っているときは、余裕がなくて下だけ見て歩いていたので気が付かなかったようだ。そんな眺めを楽しみながらやがてしらびそ峠に下り立った。しばらく休んだ後、明日登る予定の山、坊主岳の登山口のある奈良井ダム・イノコ沢出合に移動しテント泊をした。

11月3日(日) 坊主岳(2.5万図・薮原) 曇時々晴

 奈良井ダム・イノコ沢出合登山口(6:10)-1429(7:057:10)-坊主岳(8:509:15)-1429(10:10)-登山口(10:35)

 空を見上げると、どんよりとした曇り空。昨日チェックした天気予報では晴れることを予報していたので、良くなってくることを期待する。昨日の奥茶臼山と違って今日の坊主岳は、かなりの急斜面にジグザグに着けられた道を、高度を稼ぎながら上がっていく。しばらく行くと道が分かれていたので、尾根通しに上がっていく道を選んで進む。やがて小さな社の前に出たので、今日の安全で楽しい山歩きをお願いした。道の両側にあるカラマツや広葉樹が色づいている。同じ道を下るので、写真に収めるのは下りの時にと、登る方に専念する。上空には青空が広がって来て、太陽が顔を出してくれるようになってきた。先ほどまでのジグザグ道から変わって、尾根を直線的に上がっていくようになり、かなりの急登を喘ぐようになる。三角点のある1429.0は地形図には表れない小さなこぶ。登山道は笹が狩り払われていて、傾斜はかなり急だが整備された道。下の方には雲海が見られる。急な登りに喘ぎもうそろそPb033176s_2ろ限界に近いなと思った頃、傾斜が緩んで坊主岳の頂上に出る。頂上はそれが名前の由来なのだろうか、すぐ手前まであった木がなくまさに坊主頭という感じだ。頂上に立つと、西方向の大きな御嶽がまず目に入った。その右側には、乗鞍ヶ岳が見えているが、頂上は雲の中に入ってしまっている。北アルプスは、手前の山に隠されているのかあるいは雲の中に入ってしまっているのか姿を見せてくれない。振り返った東側には蓼科山から権現岳まで八ヶ岳がほぼ全山姿を見せてくれている。また、八ヶ岳の左には霧ヶ峰の山々が連なっている。祠があったので、無事に下山ができるよう、手を合わせてお願いをした。十分に展望を楽しみ、やがて寒くなってきたので下ることにする。少し下ると、登ってくるときには気が付かなかったが南東の方向、経ヶ岳に向かっていく尾根に入る踏み跡と赤いテープのマーキングが見られた。よく登って来たなと我ながら感心してしまうような急な傾斜を、滑らないように気を付けながらぐんぐんと下る。1429.0の小さなこぶを越えて下る時にと、とっておいた紅葉をカメラに収めながらゆっくりと下っていき、やがて登山口のイノコ沢出合に下り立った。
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