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ネパール通信 14-1-3

今回は田植えの話題です。

アサール月は 田植えの月 と前のメールに書きましたが、その15日が「田植えの日」だったことを初めて知りました。

ネワールには「ビャンチャ・ナケグゥ(蛙にご馳走を食べさせる)」という風習があって、こちらは田植えが終わってからになりますが、田植え作業の間迷惑をかけた蛙にご馳走します。
農家ではない下宿でもその日には 奥さんが葉っぱに少量の煮豆やごはんを載せたものを何組も作って あちこちに置きます。
この日はネワルたちの暦でグン月の満月の日ということになっていますから、今年は 8/10に当たります。
丘の下に田植えを終えた田んぼもでてきて、夜間には蛙の合唱が響き渡っています。
「田植えの日」のことは 土曜日にブンガマティに一緒に行ったスニタから聞きました。
私が「田植えが始まったね」と言うと、
「田植えはアサール月のパンドラ・ディン(15日)にやるものだよ!」と彼女が意義を申し立てました。
このように主張するのが、最上カースト ブラーマンの習いです。
目の前に田植えをしているネワールの人たちがいる場所での会話です。
自分たちのやり方がすべて正統なのだ・・・!!

ブンガマティには 今回1冊目のネパール語訳を手書きした本「ひとまねこざる」(岩波・おはなしの本)を届けに行きました。
おいしいコーヒーを楽しみにしても行きましたが、コーヒー・スポットはお休みでした。
夏休み期間で家に帰った子がいるからでした。
残った子たちにスニタが早速 本を広げて 身振り手振りを交えて(聾児が一番熱心に聴いていましたから)読み聞かせを始めていました。
外では 先生の長男が 男の子の髪を電気バリカンで散髪していました。
おやつの時間が始まったところで 「又来るからね」と寮を出ました。

帰りは コカナからバグマティ河に向かって下り、シカル・マンディル(狩人の寺)経由でサインブーに出て、ここで バスでジャワラケルに戻るスニタと別れました。
私は歩き続けて、チョバールの丘の上の寺院で顔見知りの僧に迎えられ、わざわざ鍵を開けて赤観音様に正面から一人でお目にかかる光栄を受け、頭に聖水も受けました。
この水で生き返ったここちになり、元気よくチョバール丘を下って3時間弱のハイキングを終え、下宿に帰り着きました。

29日が そのアサール月15日で この日には 今後のネパールの農業について 大臣が語っていました。
日本同様 この地の祖先から受け継いだ農業も世界戦略に巻き込まれて崩壊しつつあるようにみえます。
ちなみに今年はまだ降雨が足りず、田植えをしていた田んぼは自ら水を引いている場所だけでした。

写真には コカナ村で見かけた花嫁花婿の行列の写真を加えました。

シカリ・マンディルはバグマティ河を見下ろす開けた場所にあって、デートスポット、ピクニックの場所です。

最後の写真は バグマティ河畔にある古刹ジャルビナヤクを 橋を渡り終えて 撮りました。

6/30
 キルティプルから

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