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ネパール通信14-1-10

8月28日はティーズという、女性のお祭りがあったそうです。

8/28(木)はティーズでした。
ティーズの日には ヒンズー教徒の女性たちが 真っ赤なサリーを着て、シヴァ神を祀る寺院に詣でて集い、旦那の長寿を祈って 歌い踊る と認識していました。
私は ネワール仏教徒社会の中に身を置いているので、この女性の祭りとは無縁でしたし、「ティーズにおいでよ!」と誘われても 「長寿を祈る旦那様もいないし・・・」とお断りしてきました。
たまたまこの日 久方ぶりにカトマンズの街中を通って友人の所に行ったのですが、至るところで 連れ添うおめかしのはでやかな女性たちを見かけ、カメラを持って出なかったことを悔やんだのでした。
友人のところで この祭りの由来(?)を聞かされました。
―― ヒマラヤの娘、パルバティを両親はヴィシュヌ(ヒンズー教三神の一、宇宙維持・世界救済の神)と結婚させようとしたが、彼女はシヴァ(同じくヒンズー教三神の一、破壊・創造の神)と結婚したくて、友人らに匿われてシヴァとの結婚を祈願して断食する。これにシヴァが応えて パルバティはシヴァの妻となった。
 だから ティーズの前日には おいしい特別の料理をこしらえて たらふく食べて 当日の断食に備える習慣もあるのですが、未婚の友人曰く 「だから結婚した女性が断食するのは 今の旦那以外の男性との結婚祈願になり、ヘンだよねぇ・・・」
この日 祭りを祝う女性は仕事を休んでいいことになっています(ネパールにはこの日の他にも女性だけが休める日があります!)が、昨今街では仕事を持つ女性が一般化して誰でもが休むことは叶わないからでしょうか、その前の休日の土曜日に奥さんの実家にティーズを祝いに行くハナシを聞かされていましたし、木曜日には研修に入っている娘のために母親が土曜日にティーズの準備をしているハナシも聞いていました。

30日の土曜日 いつもどおりにUさんを誘って おいしいコーヒーも楽しみに 清書を終えた2冊の本を届けにブンガマティに行きました。
ダルマ コーヒー ショップ は このところ客足が途絶えているようで この日も前回(トレッキングに出る前でした・・・)に引き続いて客は私たち二人の他にあったのでしょうか?
この朝は 今回の滞在初の カトマンズから仰ぐヒマラヤも雲の中から顔を出していた上天気で、またブンガマティから緑の田んぼの中の道を歩いて シカリ マンディル経由でサインブーに出ました。
サインブーのバス停手前に 赤装束の女性たちがおおぜい集って 歌い踊っていたのを皮切りに、キルティプルまでの道すがら あちらこちらで 同じような集いを目にしました。
バグマティ河畔のジャルビナヤクからも大音声の唱が響いていて 門のところに貼られていた紙に「ティーズ・・・」の文字が読み取れました。
バァジャンガルのヴィシュヌデヴィ寺院前の集いでは 踊り自慢なのでしょうか 若い男性も一緒に踊っていましたし、村を抜け出たところの公立学校の庭では 踊っている男性はいませんでしたが、見物人は若い男性の方が多かったのは 下宿の学生さんたちがおおぜい見にきていたのでしょうか?
ティーズの日には 旦那、舅姑の悪口を言い合ってすっきりさせる・・・とは Uさんが教えてくれました。
この祭りは 女性たちのガス抜きという大切な役割もあるようです。
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1枚目 障害児たちの寮の休日スナップ写真。まん中の緑の半ズボンの坊やは何か悪いことをしたらしく男の人に部屋から連れ出されましたが、泣きもせずに立ち尽くしていました。坊やの後ろは先生の次男で彼は事後にやってきて 居合わせた寮生皆が黙って坊やを見ています。寮母さんは 洗濯に忙しそうです。
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枚目 赤いトウガラシを編み込んだ縄のれんのよう。コカナで。キルティプルでも見かけましたが、写真を撮らなきゃ・・・と思っているうちに乾燥済みで取り外されてしまいました。
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5枚目 個人の家の庭に集っていた女性たち。ここに男性はいませんでしたから、おしゃべりの花も咲いたことでしょう。
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枚目 はしりの凧上げ。チョバール丘で。そろそろシーズン到来のようで糸巻きが店に並びました。1ヶ月弱後にはダサインの祭りが始まります。
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8/31 キルティプルから 

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