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尾瀬・至仏山~笠ヶ岳 2014.10.19~10.20

尾瀬の中でもあまり人に会わない山域の至仏山から笠ヶ岳を経て湯の小屋への尾根道をプランしました。Shiさんを誘ったら、付き合ってくれるということで歩いてきました。至仏山への登りでは大変良い思いをしましたが、非常にタフなコースで、雨が降ってきたこともあって最後は体力も気持ちも限界近くになりました。

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○ 尾瀬・至仏山~笠ヶ岳 2014.10.19()10.20()  

10月19日(日) 晴

 東京(6:36)=上毛高原(7:538:10)=鳩待峠バス連絡所(9:5810:20)=鳩待峠(10:5011:00)-山の鼻(11:5012:25)-尾瀬ヶ原散策-至仏山荘(15:00)

 戸倉から鳩待峠に上がっていくバスからは、きれいに色づいた葉をつけた木が見られ、かPa190002s なり期待をしたが、鳩待峠から山の鼻に向かう途中の木々はほとんど葉を落としてしまっていて、辛うじてカラマツだけが黄色い葉を残し、見せてくれていた。山の鼻に下り立ち、尾瀬ヶ原の中に入ると草の葉が黄色く色づいている。また池塘には、黄色に染まったヒツジグサの葉が浮いていた。今日の上空は雲が殆ど見られず、真っ青な空をバックにそして黄色の葉で埋まる尾瀬ヶ原を前景にした燧岳の眺めが素晴らしい。そんな展望を楽しみ、そして明日も同様の天気であろうことを期待して、山の鼻に戻り今日宿泊する至仏山荘に入った。

10月20日(日) 晴後曇後雨

 至仏山荘(4:45)-至仏山(7:458:10)-小至仏山(8:508:55)-分岐(9:20)-悪沢岳(9:30)-小笠ヶ岳(10:1510:25)-笠ヶ岳(11:2011:40)-片藤沼(12:00)-咲き倉沢の頭避難小屋(13:05)-湯の小屋BS(16:0016:36)

 朝外に出ると空にはたくさんの星が見えて、上々の天気のようだ。ただ、あまり寒さを感じないのが少し気になる。気温は4℃だと近くにいた方が教えてくれた。霜が降りていることもなく、木の階段等がすべることを心配していたので、とりあえずホッとする。山の鼻の植物研究見本園の中を通って、至仏山の登山口に行く。まず木の階段を登るが、段が傾いていて霜がついていたり、凍っていたりすると嫌だなと思っていたが、いずれもなくスムースに登ることができた。森林限界を越えると、周囲の展望が開けてくる。振り返ると見える尾瀬ヶ原にはミルク色の霧が覆っていて幻想的な感じ。初めて見る現象で、かなり感動をした。早く起きて早くPa200053s 歩き始めたご褒美を頂いた感じ。東の空が赤く染まりだして日の出を感じさせたが、ちょうど太陽の通り道に雲がかかってしまっていて、日の出を拝むことはできなかった。やがて雲の上から太陽が顔を出して日差しを感じるようになると、暖かさを感じるようになる。登山口からの急傾斜が続く。かなり上の方まで水の流れがある。これだけの量の水をどこに貯めているのだろうか。蛇紋岩の登山道は滑りやすく、慎重にゆっくりと上がっていく。やがて傾斜が緩んで、木の階段が主体の登山道になる。ごく小さなものだが雪の塊が見られた。前々日小屋の予約を連絡した際に、鳩待峠ではみぞれが降っているというのを聞いた。この付近では雪になっていたのだろうか。なかなか山頂の姿を見せてくれなく、突然という感じで頂上に登り着く。頂上に着いた頃には、尾瀬ヶ原を覆っていた霧はすっかり消えて、普通の尾瀬ヶ原の眺めになった。その上にそびえている燧岳が昨日尾瀬ヶ原から見たのとは違った感じで眺められる。その左には会津駒ヶ岳。さらに名は体を現している平ヶ岳、遠くには平ヶ岳と似たような山容の苗場山も見えている。その手前には谷川岳も。反対方向には白根山などの日光の山も見えている。圧倒されるような素晴らしい展望に、立ち去りがたかったがいつまでもいるわけにもいかず、頂上を後にする。小至仏山に向かっていくと、見たことがある顔、聞いたことがある話し声が近づいてくる。まさかと思ったが、高校の同級生のRyuさんが上がってくるのに出会った。全くの偶然でお互いにびっくり。小至仏山に着いた頃から雲が広がってきて、青空の部分がだいぶ少なくなってきてしまった。少し行くとベンチがあり、尾瀬ヶ原はここが見納めのよう。悔いの残らぬように十分に眺めて先に進む。やがて鳩待峠方向と笠ヶ岳方向の分岐に着き、笠ヶ岳方向に向かう。縦走路から少し離れたところにオヤマ沢田代があり、木の間から望めた。今までの岩尾根から、土の縦走路に変わり緊張感から解放された。悪沢岳を過ぎて少し行くと前に笠ヶ岳が見えるようになる。形の良い山だ。遠くの針葉樹林の中に白Pa200075s い木が混じっているのが見えるので、立ち枯れている木が見えているのかと思ったが、近づいてみると葉を落としたダケカンバの木のようだ。小笠は巻いていく。頂上に向かっていく踏む跡があったが、入り口がロープで塞がれていた。頂上には登って欲しくないのだろうか。笠ヶ岳も巻いて行って、尾根に戻ったところから急な傾斜の岩尾根を上がって頂上に向かう。急な傾斜にしばらく喘いで、頂上に登り着く。上空はすっかり雲に覆われてしまったが、展望は十分に楽しむことができる。ただ山の後ろが青空でないのでちょっとさえない感じがしてしまう。まず、先ほど頂上を踏んできた至仏山、その横に燧岳、また武尊山がすぐ目の前に見えている。谷川岳がかなり近づいてきた感じがする。岩尾根を慎重に下り、片瀬沼へ。反対側に燧岳が見えて、かなり良い感じだが、青空ではないので半減した良い感じになってしまっている。雨が降り出してエッと思ったがしばらくで止んでホッとしたのだが、それもしばらくで、再び降り始めて降り続くようになってしまった。とりあえずは小降りなので、カッパを着ないで進んだが、強い降りになってきたので大きな木の下に入り、カッパを着た。昨日小屋で見た予報では降り出すのは夜だと言っていたのだが。誰か雨を降らせる人が尾瀬に来ているのかな。地上に露出している木の根が濡れて滑るようになり、急傾斜の下りで2~3度滑ってこけてしまった。急な傾斜の下りがしばらく続き、慎重に下る。標高が1200m位になった頃から、やっと傾斜が緩んできた。またその頃からきれいに色づいた葉をつけた木々が見られるようになった。雨が降っているので、カメラに収められないのが残念。小さなアップダウンが続く尾根道を「雨の紅葉も良いものだ」などと負け惜しみを言いながら進む。もう良いよと思うくらいアップダウン、登りが出てくる。かなりうんざりしてきて気を張り続けるのが限界になりそうになってきたころ、やっと湯の小屋の旅館の建物が見えてきた。舗装された車道に出てから、しばらく進み湯の小屋のバス停に着いた。雨を避けることができないバス停だと嫌だなと思っていたが、小屋があって雨を避けることができてホッとする。今日は11時間超の行動時間。緊張感を継続するのがちょっと厳しかった。

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