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北イタリア横断その2 ドロミテ

このブログも、グローバルになりました。haruさんはプラハへ、yanshihoさんはネパールへそしてwakaba3は北イタリア横断です。北イタリア横断その2はいよいよドロミテです。
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7月13日(月)
 ドロミテの名前の由来は、18世紀にこの地域の地質を研究した地質学者のドロミューから来ていて、この地域の石灰質の岩石はドロミュート(苦灰石)呼ばれているそうだ。ドロミテの初日は、トレチーメの周辺をハイキングし、コルティナダンペッツォからドロミテ街道を通ってボルツァーノまで行く予定。ホテルを出る頃は、時折雲の切れ間から日差しを感じるが、上空は概ね雲に覆われている。ハイキングを始める頃には雲がなくなっていることを期待。ブドウやリンゴ、トウモロコシなどの畑の中の自動車道を進む。やがて両側の山が迫ってくるようになり、畑が見られなくなる。スイスでも見られたが、窓に花を飾っている家が見られる。ミズリーP7140180s ナ湖を過ぎてから高度を稼ぐようになり、RIFUGIO AURONZOという看板がある山小屋の前でバスを降りる。腕時計の高度計が2300mを示していた。トレチーメというのは3つの頂という意味だそうで、ピッコロ、グランデ、オッチンデンターレという3つの岩峰が立っている。小屋の前から、お花畑の中をトレチーメを間近に見ながらハイキングする。クライマーが2パーティー、岩登りをしているのが見られた。お花畑ではアルプスの3大名花、エーデルワイス、アルペンローゼ、ゲンチアーナの全てを見ることができた。特にスイスでは植木鉢に入れられたものしか見ることができなかったエーデルワイスが、ここでは自生のものが見られてこれだけでもここまで来た甲斐があったと満足。その他には、紫色が鮮やかな魔女の爪、シオガマ、ジャコウソウ、黄色いケシそして日本では見ることがない白いトリカブトの花などが見られた。トレチーメの周囲を一周するハイキングコースになっているようだが、我々はその約3分の1、尾根に出て反対側の山が見られたところで引き返す。下りでも岩山の展望、花々を楽しんで出発した小屋に戻る。バスでミズリー湖に戻り湖畔のレストランで昼食を摂って、コルティナダンペッツォに向かい、ドロミテ街道に入る。この地域は南チロルとも呼ばれ、かつてはオーストリア領だった。第1次世界大戦の戦場となりかなり烈しい戦闘があった地域だった、などという添乗員さんの話を聞きながら進む。ドロミテの山では唯一氷河のある山マルモダーラという白い山が見えだした。ドロミテの山は殆どが急峻なために氷河ができないそうだ。街道で最も標高の高いポルドイ峠を越えてからは高度を下げてやがてカレッツァ湖へ。今まで上空を覆っていた雲がいつ頃からかなくなった。展望台に立つとエメラルド色の湖面に後ろに聳えるラテマール山が映っていて、素晴らしい眺め。湖の周囲を一周散策した後、今日の宿があるボルツァーノへ。

7月14日(火)
 ホテルからバスでシウジまで行き、シウジからゴンドラに乗って標高1850mのコンパスまで上がる。ゴンドラを降りてから、しばらく牧草地を歩いてパノラマリフトの乗り場へ。リフトは6人乗りで、6人が横一列に並びリフトが来ると“せーの”で座る。花が咲いている草原を下に見ながら、標高2009mのパノラマまで上P7140146s がる。シウジからここまで標高差約1000mを一気に上がってきた。ここから周囲の山の展望を楽しみながらコンパスまでハイキングをする。今日は昨日と違って上空はほぼ一面青空。少し雲がある青空を背景に、前景には草原を配した山の展望。いかにもアルプスといった眺めが素晴らしい。草原は牧草地になっている。今は牧草を刈り取る時期になっているようで、花たちも一緒にだいぶ刈り取られてしまっている。日本では高山植物帯には柵などを設けて人が立ち入らないようにしているが、こちらでは牧草地に高山植物が生えていて、特に保護をするということはなくて牛が歩いて踏みつけていたり、牧草として刈り取ってしまうなどということが当然のこととして行われている。我々の感覚とはかなり違うようだ。それでも花は十分に楽しめた。昨日見られなかったものでは、ナデシコ、マツムシソウ、ワレモコウ、トラノオなど。花々、山の眺め、針葉樹林帯などを楽しみながら歩き、コンバスに戻る。シウジへゴンドラに乗って戻り、ドロミテを象徴する風景が見られるという、サンタ・マッダレーナ村へ。しばらく歩いて高台に上がると、草原の中に教会があり、その後ろに岩山のガイスラー山が聳えている風景が眺められた。これがドロミテの原風景ということのようだ。眺めていてホッとするような風景。この風景を見てドロミテを後にする。

トレチーメ・ロッククライミングをしているクライマー(赤い点)が
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アルプスの三大名花
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ドロミテの山々
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ドロミテの花々
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カレッツァ湖での眺め
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ドロミテの原風景
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