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北アルプス・蓮華岳、針ノ木岳その1 2015.8.1~8.2

SHOさんと飲む機会があって、北アルプスでは針ノ木峠の周辺を歩いていないという話題をしたら、一緒に行こうということになった。自分にとっては大学1年の合宿で、針ノ木雪渓を登って針ノ木峠を越えて黒部湖に下りた懐かしいコース。そして、本当に久しぶりでテントを担いで標高差1000mを登るのがかなり不安だったが、なんとか歩くことができました。とにかく2日ともすごい天気で、久しぶりの北アルプスを十分に楽しむことができました。

P8010038s P8010059s P8020086s P8020080s P8010061s

8月1日(土) 晴

扇沢(4:204:45)-わき水(6:006:10)-大沢小屋(6:35)-雪渓(7:057:15)-雪渓終(9:059:15)-針ノ木峠(10:0510:45)-蓮華岳(12:0512:15)-針ノ木峠(13:10)

 夜行バスで前夜新宿を出た。諏訪湖のSAでトイレ休憩をしてから、七倉でバスが停車するまで殆ど意識がないので、一応何時間かは眠れたのだろう。扇沢についてバスを降りると、昨日の暑さがウソのように涼しいというか、寒くさえ感じる。いよいよテントを担いでの(正確にはテント本体はSHOさんが持ったので、自分が担いだのはフライ、ポール、ペグ、銀マット)を担いで約1000mの登り。しばらくは車道に絡んでの急傾斜の登りで汗が出てくる。やがて傾斜が緩んで、高度を稼いでくれなくなる。見上げると朝日が当たった、稜線がきれいに見える。次々P8010003s と追い越していく登山者がかなりいるので、人気のルートかなと言ったら、夏の北アルプス、まして週末だからこんなもんだとSHOさんにあっさりと言われてしまった。登山道の脇に黄色のホトトギスが咲いているのが見られた。“わき水”と書かれた標識が立っている沢で、一本を取る。水が冷たくて、うまかった!一息ついて再び歩き始める。サンカヨウが実をつけていた。キヌガサソウを久しぶりで見た。やがて着いた大沢小屋には、今日は上の針ノ木小屋は大混雑が予想される。正確には忘れたが、布団1枚で何人あるいは畳一枚で何人になるから覚悟するように、といった趣旨の張り紙が張ってあった。テントは大丈夫なのかなと、ちょっと心配。さらに30分ほど上がって、雪渓に入りアイゼンを着けた。雪渓の上は涼しい風が通り抜けて非常に気持ちが良い。振り返ると爺ヶ岳が見えるようになった。上を見上P8010023s げると全く雲がなく、青空がいっぱいだが、振り返って下の方を見るとモヤがかかっている。マーキングなのだろう、小さな鯉のぼりが所々に立てられていた。かなりの急な傾斜の雪渓を、アイゼンを効かせながらそして重荷に喘ぎながらゆっくりと上がって行く。マヤクボ沢が右方向に上がっているが、本流より大きく見えるのでそちら方向に入ってしまいそう。この少し上で雪渓は終わりアイゼンを脱ぐ。岩のゴロゴロした登山道を歩くようになる。雪渓の上の涼しさがなくなり、重い荷に喘いで、ピッチがぐっと落ちる。時折出てくるミヤマダイモンジソウなどの花々が、元気づけてくれる。やがて登山道が頻繁にジグザグを切るようになると針ノ木峠はもうすぐ。峠に登り着くと槍ヶ岳が真っ先に目に入った。テントを担いで、標高差約1000mを登って来られたことに、大きな満足感。早速小屋で手続きを済ませて、テントを張る。テント場もかなり混みそう。ただ、小屋と違って畳1枚でテント2張りというわけにはいかないので、重荷に喘いだ分の快適さは得られるだろう。テントを張り終えて、蓮華岳に向かう。荷がいきなり軽くなって、なんとなくバランスが悪い。一つピークを越えて、頂上はもうすぐかなと思ったら、まだだいぶ先に見えて、エッ!という感じ。それでも気を取り直して、イワギキョウやウサギギク、立山や剣岳、遠くの白馬岳などの眺めに励まされて頂上に向かP8010058s う。お目当てのコマクサも出てきた。何とか頂上に登り着く。頂上からの展望は、まず槍ヶ岳、なかなか行けない水晶岳そして何年か続けて計画したが結局行けていない読売新道の尾根も見えている。後立山はガスの中に入ってしまった。立山と剣岳はガスの中に入ったり出たりを繰り返している。しばらく展望を楽しんでから、コマクサなどの花々を楽しみながら針ノ木峠に下る。周囲にテントがだいぶ増えていた。小屋でビールを買い求めて槍ヶ岳を眺めながら、乾杯までは良かったが、猛烈な暑さが襲ってきた。標高2500mにいるとは思えない暑さ。夕食の準備を始める頃になって陽が沈み、やっと涼しくなってきた。夕食を済ませ、落ち着いたところで、地図読みのセンスが素晴らしいSHOさんが、山座同定をしてくれた。それによるとすぐ目の前に、大きく見える山は北葛岳と七倉岳。その後ろには、槍ヶ岳から表銀座の大天井岳、燕岳さらに餓鬼岳、唐沢岳が見えている。夕刻の展望をしばらく楽しんでから、シュラフに入る。

P8010006s P8010011s P8010056s P8010060s
P8010022s P8010026s P8010066s

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