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北アルプス・蓮華岳、針ノ木岳その2 2015.8.1~8.2

8月2日(日) 晴

 針ノ木峠(4:15)-日の出(4:54)-針ノ木岳(5:205:45)-針ノ木峠(6:356:55)-雪渓(7:257:35)-雪渓終(8:208:30)-大沢小屋(8:45)-わき水(9:00)-扇沢(9:4010:00)=信濃大町(10:35)

テント場から、ヘッドランプを点けて針ノ木岳に向かって出発する。かなりびっしりとテントが張られているので、張り綱等に足を引っかけないように注意して歩く。空には満月が明るい。急な傾斜をしばらく上がると、テントサイトが出てきて、何張りかのテントが張られていた。後で聞いたことだが、針ノ木岳から下ってきて小屋でテント設営の申し込みをすると、我々が張った小屋の近くのサイトは既にいっぱいで、再びここまでテントを担いで登り返してきた方もいるそうだ。可哀そう。さらに上がって行くと後ろから日差しを感じるようになったので振り返ると、ちょうど真っ赤な太陽が雲海から上がってくるところ。この瞬間は何となく厳粛な気持ちになる。今日も良い日でありますようにそして安全で楽しい山歩きができるようにと願い、心の中で手を合わせた。登山道の両側に山の花が咲き乱れているが、同じ道を下るので、行きは登ることに専念して、花の楽しみは下るときまで置いておくことにする。手前の頂稜状のピークは巻いていく。稜線に戻ってからしばらく登り、意外とあっさり針ノ木岳頂上に登り着いた。P8020083s 頂上はまさに360度の大展望。見えている山を紹介するのが大変。北アルプスでは南の乗鞍岳、穂高岳、槍ヶ岳、北に位置する立山、剣岳、白馬岳さらに鹿島槍ケ岳まで続く後立山連峰。その他薬師岳なども大きく見えて、北アルプスはほぼ全山見えている。最初は中央アルプスと勘違いしていたが、何か変だなと思い良く見直すと南アルプスだった。甲斐駒ヶ岳、北岳、塩見岳、荒川岳などの山々が同定できた。そして、靄の中でぼんやりとしてしまっているが、富士山が。かなりびっくりでした。西方向の上空には、満月の月、その下には針の木岳の影が映っていた。こんな眺めが見られたのもかなりびっくり。影を見て針の木岳の頂上が尖っているのがわかった。素晴らしい展望を満喫して、頂上を後にする。下りでは花を楽しみながら下る。ウサギギク、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、シオガマ、アオノツガザクラなどの花が次々と出てくる。巻道に入ってP8020092s から見上げると、ライチョウの親子がみられた。親鳥は子供たちの様子を見守っているのか、ちょっと高い岩の上に立っている。その様子は、我々に向かってきれいに撮ってよと、ポーズをとっているようにも見えた。そんなことを楽しみながら、テントサイトに戻る。既に出発したのか、何張りかテントが減っていた。我々もテントを撤収し、一晩お世話になった針ノ木峠を後にする。小さな岩がザクザクしていて滑りそうな、急な傾斜の山道を落石しないようにそして自分が滑ってこけないように慎重に下って行く。やがて雪渓に入り、アイゼンを着ける。今日も上がってくると登山者が多い。途中かなり急傾斜の下りになる。アイゼンが効いて、先ほどまでの小さな岩がゴロゴロした道のようのように気を使うことはないが、かなり足に来る。傾斜が緩んでホッとし、さらに少し行って雪渓が終わりアイゼンを脱ぐ。コースタイムを確認すると、10時のバスにギリギリで間に合う感じ。ということで、ちょっと急いで下る。ただ自分にとっては、久しぶりの重荷でかつ時折急な斜面も出てくるので、転んでけがをしないように気を使いながら歩く。大沢小屋で再度コースタイムを確認すると、バスの時間に少し余裕で間に合う感じになってきた。登るときに一本を取った“わき水”の標識がある水場で立ち止まって水を飲んだ。冷たくてうまい。やがて自動車道が出てきて、横切る。その後3度ほど自動車道を横切って、扇沢へ。バスの発車時刻の20分ほど前に着くことができた。無事に歩きとおせたことをSHOさんに感謝。信濃大町からの大糸線は白馬からの帰りだろうか、山の姿をした乗客が多く見られた。

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