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ネパール通信15-8

今回の最後の便りになるようです。

先週の土曜日、雨が止んだ午後 約束していた丘の西端に住む友人を訪ねた足で 気になっていたシャーバジ・ガウンに行ってみました。
そこは キルティプルの中でも下層階級の貧しい人たちが離れて暮らす小さな丘で、もう10年以上も前にモヒニたちに付いてチョータラの木の下で行われた村人たちの話し合いの場に同席したことがあります。
その時に 貧しい人たちの中にも更に階級差別があって、共同井戸を使わせてもらえないいわゆるアンタッチャブルの人の発言があって びっくりさせられたものでした。
モヒニたちも大地震後どうなっているか心配していて 行ってみたか と訊かれていました。
村の古い家の数戸は跡形もなく消失し幾つかのトタンの仮住宅がありましたが、今まで歩いてきた周辺の村とそれほど変わった様子も見られず 洗い終えた洗濯物を入れたプラスチック桶をかかえて共同井戸からおしゃべりしながら家路につく若い女性たちや凧上げに興じている小さい元気な男の子たちに遇いました。
村の南端の共同井戸を右手に見て村を離れ、稲の花が咲き始めた田んぼの谷を横断してキルティプルの丘に戻る時 今回の滞在で初めて ヒマラヤの雪峰が雲間にはっきり望めました。
来て間もない頃には晴れた朝にヒマラヤ連山を見渡せる日があったのですが、日の出も早く 私がカメラを手に展望場所に着く頃には既にシルエットになっていました。(7/27撮影)
もう1枚 屋上から夕焼け空にシルエットになったマナスル(8/11撮影)。手前の家が拡張されて全容は見えなくなりましたが、我が屋上から見える唯一のヒマラヤ峰です。
今年は会えないうちに花の時期が終わってしまったか・・・と少し悲しんでしたパーリジャートの花は 9/13の父の日に訪ねたトウダハのチニさんの庭で散り落ちた花をもらってきて一晩だけその香りを楽しめました(水に浮かべた写真)。
でも今日、キルティプルから吊り橋を渡ってドビガートから左折しブリティシュスクール前を通る時にまだ散り落ちていない木に巡り合い、短い間でしたが香りに包まれることもできました。
昼過ぎに散り落ちてしまうこの花は 一時期キルティプル周辺でもあちこちで見かけましたが、木があった場所に家が建ったり、石畳みに整備されてしまってなくなりました。
今回 最初に目に留まったのは バーグバイラブ境内のクリシュナの木、カダムバの花(7/22撮影)です。
これは私がここに住み始めてから二代目の木で、毎年楽しみに花を見上げていた木が伐られていた時にはほんとうにがっかりしましたが、次に植えられた小さな木があっという間に大きくなり 二、三年前から立派に花を咲かせています。もう終わりに近かったようですが、咲き始めの頃 日光を受けた花のボールは金色に輝きます。
次の二枚は8/5にトウダハ周辺で撮りました。野道のあちこちでお目にかかる季節の花ですが、こちらの名前はないようです。(名前があるのは 薬草か食べられるもの・・・)
次の白いショウガ科の花は下宿の庭で8/29に撮りました。ネワール語名、ワーチャキスワン。花の色が黄色のはルーンチャキスワンというそう。金、銀の花の意で、実にいい香りがします。
こちらのススキは9/13にキルティプルの大学付属博物館建設場所手前で。
今回の滞在も実質4日を残すだけとなりました。
自分の目で見て、お世話になっているネパールの地震被害からの復興に少しでも援助したいと少し気負ってやってきましたが、逆にいつもどおりに力と恵みを得られた滞在になりました。
ネパールの人たちの力強さを再認識しています。
この国も今 新憲法の発布で南のタライ地方は軍隊の出動にまで混乱が拡大して死者も二ケタに上っていますが、首都のカトマンズは穏やかで 今日はヒンズー女性の祭典ティーズがあちこちで盛大に行われました。
午後11時の今も丘の下から若者の嬌声が上ってきます。

メールを読んでいただいて ありがとうございました。
又 来年 メールでお会いしましょう。

9/16 キルティプルから

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