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丹沢・蛭ヶ岳~鍋割山 2015.11.11~12

近所のギャラー喫茶で、丹沢からの富士山というテーマで写真が展示されていた。殆どが、蛭ヶ岳の周辺からのものと思われた。それで、何年振りかで蛭ヶ岳頂上の小屋に泊まって、日の出や富士山の眺めを楽しみたいと思い、SHIさんを誘って、行ってきました。大きな楽しみは姫次での紅葉したカラマツが前景の富士山の眺め、蛭ヶ岳頂上でのアーベントロート、モルゲンロートそしてそれらに染まる富士山の展望だったのですが・・・・・・・・。天気を見極めて計画したのですが。

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○ 丹沢・蛭ヶ岳~鍋割山 2015.11.11()11.12()

11月11日(水) 曇

都井沢(6:52)=三ヶ木(7:107:40)=平丸(8:05)-登山口(8:158:25)-平丸分岐・稜線(10:15)-黍殻山(10:3510:45)-黍殻避難小屋(11:05)-姫次(11:5512:40)-蛭ヶ岳・蛭ヶ岳山荘(14:40)

 平丸でバスを降りてから乗ってきたバスを見ると自由乗降になっていた。登山口まで乗って行けばよかったと後悔したが、遅い。家を出る時、上空は雲に覆われているものの東の空は赤く朝焼けが見え、空気が澄んでいるようで遠くが展望できた。三ヶ木でバスを待っている時には、日射しが感じられて、いよいよ晴れてくるなと感じられたのだが、歩き始める頃上空を見上げると、すっかり雲に覆われてしまっている。今日は晴れるという約束だったが、約束を果たしてもらえるのか心配になってきた。急な斜面にジグザグにつけられた登山道を、高度を稼ぎながらひたすら上がって行く。地形図を見ると654.2に三角点があるが、全く気が付かずに通り過ぎてしまったようだ。また、標識の我々が目指している方向に“横山沢の頭”という記載があったが、そこも全く気が付かなかった。カラマツなどの色づいた木が見られるが、稜線近くに来ると既にそれらの木はかなり葉を落としてしまっている。稜線に出てから、あの時行っておけばよかったと後で後悔しないように、黍殻山は巻かずに頂上を踏むことにする。頂上には企業庁の雨量計が設置されていた。カラマツの葉はかなり落としてしまっていて、山道の上がその葉で黄色くなっている。さらに行くと、最近建て替えたようでまだ新しい避難小屋がある。小屋から山道に戻る階段の段差が大きくて、かなり足に来てしまった。今回の山の大きな期待の一つが姫次での紅葉したカラマツを前景にした富士山の眺め。カラマツはかなり葉を落として入りものの、まだ金色の葉を残してくれている。ところが富士山方向には白いスクリーンがかかっているかのように、ガスが富士山を隠している。残念。姫次から一旦原小屋平に下る。色づいた葉を残してくれている木もあるが、日射しがないので、なんとなく映えない。鹿柵の続く樹林帯の中を進む。薄日が感じられてやっと晴れてくるかと期待したが、しばらくで厚い雲に日射しは再び遮られてしまった。最後しばらく急な傾斜を木の階段で喘ぎながら登り、今夜の宿の蛭ヶ岳山荘が建つ蛭ヶ岳頂上に登り着いた。泊りの受付を済まPb110002s せ、早速ビールを求めて外に出てみると、東の方向の雲が切れていて街並みが見えた。明日は天気が良くなって、日の出を見ることができ、そして富士山の展望が楽しめることを願って、乾杯をした。日没の時間(16時30分頃)になったので、一応念のためということで小屋の外に出てみた。大部分は雲に覆われているが、ちょっとだけ雲の切れ間があって、わずかだが赤く染まっていた。また雲の上に山が見られて、墨絵を見るようなちょっと良い感じだった。夕食後しばらくして、小屋の管理人さんが「夜景が見えている」と声をかけてきた。外に出てみると東の方向、先ほどビールを飲みながら見た街並みの灯りが見られた。橋本の街並みも見えているのかな。

11月12日(木) 曇一時晴

 蛭ヶ岳・蛭ヶ岳山荘(6:15)-鬼ヶ岩(6:35)-不動ノ峰(7:007:15)-丹沢山(7:50)-日高(8:30)-塔ノ岳(8:559:30)-金冷シ(9:45)-鍋割山(10:3511:05)-後沢乗越(12:00)-栗の木洞(12:25)-櫟山(12:4012:55)-寄(14:0514:45)=新松田(15:22)=海老名(16:10)=橋本(16:50)=若葉台(17:20)

 今朝の日の出は6時10分頃だが、その頃周囲はすっかりガスに覆われている。今回の山の一番の楽しみは、蛭ヶ岳頂上から日の出を見るのと、モルゲンロートに染まる富士山を眺めることだったのだが。残念。昨晩夜景が見られた方向も、ガスが覆っていて真っ白。蛭ヶ岳での展望は諦め、鍋割山に着く頃には晴れてきて、富士山が展望できることを期待して、蛭ヶ岳を後にする。周囲はガス、ガス。しばらく天気の良い山が続いていて、こんな山はいつ以来だろうか。ガスの中に立ち枯れをした木が見えるだけ。鬼ヶ岩や休憩所のある不動ノ峰などを過ぎて丹沢山へ。ここも頂上の確認だけして、通り過ぎる。少し行くと、今まで霧ションだったのが雨っぽくなってきた。予報では雨が降るなんて言っていなかったぞ、と思いながらザックカバーをつけカッパを上だけ着る。ガスの中の尾根道をひたすらと、そして淡々と歩き、やがて塔の岳頂上へ。外のベンチは濡れていて座り辛いので、尊仏山荘の中に入った。甘酒があるというので、飲む点滴と言われている暖かい甘酒を飲んでカロリーを補給して、人心地つけた。天気が良くなりそうもないので、ばか尾根を下ってしまおうかちょっと悩んだが、鍋割山稜のブナ林がガスの中ではどんな感じか興味があって、計画どおりに鍋割山を越えて寄まで歩くことにした。いつもは寄ってくるシカが、この天気ではハイカーは少ないだろうと思っているのか、姿を現さない。しばらくばか尾根を下ってから、金冷シで鍋割山稜に入る。色づいた葉を残してくれている木、大木のブPb120028s ナ、下に落ちて積もっている紅や黄に色づいた落葉などをガスの中で見るのも、青空の下で見るのと違ってこれはこれで良い。と思おう。鍋割山頂上では黄色く色づいた1本の木が目立っていた。しばらくするとガスを通してだが、わずかに日の光を感じるようになってきた。鍋割山から後沢乗越に向かって下り始めてしばらくすると、周囲にガスがなくなり日射しさえ感じるようになってきた。山の上の方はまだガスの中で見ることはできないが、隣の尾根は見えるようになってきた。高いところではかなりの木が葉を落としていたが、ここまで下りてくると尾根の両側に葉を色づけた木が見られ日射しに映えている。今回の山のハイライトはここのようだ。ばか尾根を下る選択をしなくて良かった。紅葉のトンネルの下を、下って行く。後沢乗越からは、標高差100m程の登りになる。下りが続いたので、かなり辛い。登り着いた栗の木洞は人工林に囲まれたピークで暗い。一本取りたいという場所ではないので、通過して次のピークを目指す。やがて着いた櫟山は草原状の明るい頂上。下に、秦野や平塚の街並み、相模湾さらに江ノ島まで望むことができた。日が陰ってきてしまい、じっとしていると寒く感じるようになってきたので寄に向かって歩き始める。ヒノキ林が続くが、かなりの急な斜面で植林やその後の管理をするのが大変だろうなと心配してしまった。鹿柵を何度かくぐり、やがて茶畑が出てきてその端を下って行き、寄のバス停に着いて今回の山歩きを終える。バス停近くのお店で冷えたビールを求めて、2日間計画どおりに歩けたことに感謝し、再度訪ねることができることを願って乾杯をした。

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