« まるごと台湾大周遊・前半 2016.4.18~20 | トップページ | まるごと台湾大周遊 2016.4.18~23 »

まるごと台湾大周遊・後半 2016.4.21~23

台湾旅行・後半の報告です。

4月21日(木) 曇一時雨 

 朝食後ホテルの外に出てみると、すぐ前に川が流れている。堤防の上を歩けるようになっていたので、少し歩いてみた。川は河川改修の工事をやっているようで、重機が置いてあったりで趣がない眺めだが、遠くを見ると山が見えてそちらは良い感じ。7時45分ホテルを出発。天気は日差しを感じるものの、上空の大部分は雲に覆われている。海沿いの道を進んで、今日最初の観光地、三仙台へ。大きな3つの岩が立っていて、真鶴の三ツ石を思わせる眺め。海岸から岩まで橋がかけられていて、歩いて渡ることができるようだが、時間切れでになってしまい途中で引き返した。私の感覚では、橋が折角の眺めをちょっと悪くしているかなと思われた。バスに戻って、さらに海に沿った道を進む。海の眺めが良くて、ちょっと止まって欲しいなと思われるところが何箇所かあった。やがて八仙洞へ着いた。ガイドブックには16の洞窟があり、又石器時代の住居跡があると書かれていたが、そんな説明はガイドさんからは全くなかった。ガイドブックの説明から洞窟の中を歩くのかなと想像していたが、そんなことは全くなく仏さんの像がいくつかあって、それらをお参りして終わり。さらに海沿いを北方向に向かって行く。この地域では、キリスト教の信者が多いのだろうか。十字架が立っている建物(教会なのだろう)、また地域の共同墓地と思われる中には十字架が立つお墓が目についた。やがて北回帰線と書かれた高い塔が出てきた。ここから南、今まで我々がいた地域は熱帯地域、ここから北が亜熱帯地域になるそうだ。確かに暑かった。花蓮は大理石が多くあって、その採石をしている地域。大理石の加工工場の敷地内にあるレストランで昼食を摂った後、加工工場の中を見学する。石をカットしたり、加工をしたりする様子を見学した後、大理石以外のこの地域で採れる宝石の説明を受けた。その後宝石類を販売しているお店に連れていかれたが、買う気も興味も全くないので早々に店の外に出た。大理石工場を後にして、今回のツアーでは私が最も期待をした太魯閣峡谷へ。着いた頃から雨が降りだした。ガイドブックによると、台湾を代表する景勝地。険しい断崖、大理石を侵食した川が眺められるということで大いに期待した。峡谷に沿った散策路がありしばらく歩いた。一旦引き返し、渓流沿いの道・東西横貫公路の工事で犠牲になった方々を慰霊する長春祠に向かったが落石の危険のためだろう、途中で通行止めになってしまっていて行くことができなかった。日本の山に行けばこの程度の所はあるなと、ちょっと期待外れだった。散策路をもっと先まで行けば良いところがあったのかな。今日の観光はここで終わり。花蓮のホテルに向かう。雨が降っていたのは太魯閣の周辺だけだったようで、ホテルの周辺の道は濡れていなかった。今晩はオプションで夕食前にアミ族のショーの鑑賞があったが、自分は参加しなかったので、夕食までの間のんびりと過ごすことができた。

P4210099s 三仙台

P4210109s 八仙堂

P4210127s 太魯閣峡谷

4月22日(金) 曇 

 朝食前にホテルの周囲を少し散策した。ケンタッキー・フライドチキン、マクドナルド、セブンイレブンなどが目についた。ほかの都市でも、セブンイレブンはよく見られた。セブンイレブンには圧倒的に負けているが、ファミリーマートを見ることもあった。セブンイレブンは台湾でもセブンイレブンだったが、ファミリーマートは中国語(台湾語?)では“全家”というようだ。看板にそんな文字が書かれていた。今日は列車で台北まで行く。花蓮駅発8時38分、樹林駅行きの特急列車。ここまでずっとバスで移動してきたので、列車に乗るのは新鮮で楽しい気分。列車の中は意外と(失礼)きれい。しばらく海沿いを行く。山が海に迫っている。列車はトンネルの中を走るが、車の通る道は崖を削って造ってある。地図を見ると“清水断崖”という景勝地が記載されていたが、この付近ではないだろうか。台湾にも新幹線(高速鉄道という言い方をしているようだ)があるが、西側を南北に走っていて、東側にはない。羅東、宜蘭、松山と3つの駅に停まり、4つ目が台北駅。10時46分予定どおりに台北駅に着いた。途中かなり厚い雲に覆われている地域を通り、雨を心配したが、台北は薄曇りという感じでとりあえず雨の心配はなさそう。民芸品店に寄ってから、昼食を食べに行く。今日の昼食は、“鼎泰豊”という店で小籠包を食べることになっている。この店は大変人気の店で、1日の売り上げが1,500万円だそうで、常に行列ができているそうだ。我々も20分程待ってやっと店内に入ることができた。大変な思いをしてやっと食べることができた昼食の小籠包。美味しいと思わなきゃ。でも外にまだ列を作って待っている客がいると思うとなんとなく落ち着かない。昼食の後は、このツアーの一番のハイライトだと思われる故宮博物館の見学。数年前に北京で故宮(紫禁城)は訪ねている。そこから国共戦争で負けて大陸から台湾に逃げてきた蒋介石が持ち出したものを展示した博物館。北京の故宮を訪ねた頃は、ちょうど清の末期からの中国の歴史に興味を持っていた頃で、その舞台となった紫禁城をかなり興味を持って見学したが、宝物についてはそれほど興味が持てなかった。中に象形文字がかかれた青銅製の鼎や石の豚角煮などよく作ったなという感想は持ったが・・・。すごい大勢の人で、ガイドさんにはぐれないように必死になってついていった。故宮を後にして、忠烈祠へ。高雄・寿山のものと同様、辛亥革命などで犠牲になった方の慰霊をしている施設。ただここでは入り口と本殿(という言い方で良いのかな?)に2人ずつ衛兵が立っている。身動きはもちろん瞬きもせずに10kg位ある銃を持ってじっと立っている。ということで、1時間で交代をするのだがその交代式の様子が観光客に人気がある。交代の時間に合わせて行き、その様子を眺めることができた。何か意味があるのか、そこまで大袈裟な所作をしないといけないのかと思ってしまった。観光客を意識しているのかな。その後足裏マッサージの体験をさせてもらい、九份へ。台北から1時間程バスで行き、さらにマッサージをしてもらって軽くなった足で30分ほど石の階段を上がってレストランへ。ノスタルジー溢れる街ということだそうだが、とにかく人が多くてそんな雰囲気ではなかった。レストランからは海が見えたが、島があって夕陽が落ちれば非常に美しいだろうなと思える感じの展望。食事が始まるまで少し時間があったので、さらに階段を上がってみた。少し上がると人が少なくなり、さらに上がった階段を登りついたところには小学校があった。我々が食事をするレストランの反対側に派手なレストランがあり、大勢の人がカメラを向けている。何なのだろうと思ったら、宮崎駿のアニメ“千と千尋の神隠し”でモデルになったという噂がある建物のようだ。これを目当てにくる日本人の観光客が非常に多いそうだ。自分もカメラに収めてしまった。ここまでの観光地では中国人に完全に負けていたが、ここは日本人が勝っている。階段を上がって少し汗をかいたので、ビールが非常に美味しかった。食事後バスで台北に戻り、今日の宿へ。バスの窓から満月がきれいに見えた。

P4220144s 忠烈祠の衛兵さん

Dscn2827s 行列のできる小籠包の店 ディンタイフォンと言います

P4220161s 九份からの海の眺め

P4220162s 大勢の日本人がカメラを向けていた建物

4月23日(土) 曇 

 朝起きてベランダに出てみると超高層の台北101のビル、その奥にはモヤ(PM2.5?)の中に山が、そして東の空が赤くなっていてちょっと良い感じの眺め。西には丸い月が見えた。ホテルの裏山という感じの山を歩いてみた。途中の道端ではキャベツやニラなどの野菜を売っていて、買って帰りたいと思ってしまった。こちらではキャベツをよく食べるようで、キャベツの料理が必ずと言ってよいほど出た。薬師寺というお寺があったので、お参りをしてホテルに戻った。今回のツアーもいよいよ最終日。最後の日の最初の観光場所は、龍山寺というお寺。1738年に創建されたという台湾一の古刹。観音様のお寺だそうだ。境内には学問の神様もいて、ペンや消しゴムなどが供えられ学生がお参りをしていた。天上聖母という海・旅の神様もいた。旅の神様ということで、最後まで楽しい旅になるようそして無事に家に帰ることができるようお参りをした。台湾ではお寺にお参りをするときには、名前、住所、生年月日を心の中で言うとご利益があると言われているそうだ。自分もそれに倣った。今日も暑い。予報では30℃を越えるそうだ。バスの中から総統府の建物を見た。赤いレンガ造りで、東京駅を思わせる建物。日本が統治していた時代には総督府として台湾を統治するための役所だった建物。台湾での最後の観光場所は中正紀念堂。中正というのは蒋介石の別名。台湾では鄭成功、孫文、蒋介石が大事な人なのだろう、ここは蒋介石の功績を称える施設。彼の大きな像があって、それを守る兵隊さんが銃を持って立っていた。1時間ごとに交代をするようで、忠烈祠と同様の儀式が眺められた。中正紀念堂を出てから、免税店に連れていかれた。ブランド物も化粧品も高いお酒も買う気はなく興味も全くないので、ちょっと苦痛な40分ほどだった。そして台北桃園空港へ。来る時の飛行機は大変混んでいたようで、連れとだいぶ離れた席にされてしまったが、帰りは隣の席が確保できた。6日間大変お世話になったガイドの陳さんとはここでお別れ。謝謝そして再見。入国検査ではかなり時間がかかったが、出国の検査はそれほど時間がかからずに済んだ。やがて飛行機に乗り込み、台北桃園空港を飛び立って6日間の楽しい台湾旅行は終わった。離陸してからしばらく揺れが続き、少し緊張してしまったが、成田に近づくと揺れが収まり、無事に日本に戻った。

P4230168s 高いビルが101


|

« まるごと台湾大周遊・前半 2016.4.18~20 | トップページ | まるごと台湾大周遊 2016.4.18~23 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

 こんにちは。
 一緒に台湾旅行した少し中国語の話せるkasumigauraです。
早速読ませていただきました。娘夫婦や友人などにも紹介したので読んでいると思います。旅の様子が詳しく記録されているので大変助かりました。
~~~
往樹林駅行の文字「往」は介詞(~の方向への意味)で駅名は樹林です。

今後もたまにブログのぞかせていただきます。

投稿: kasumigaura | 2016年5月 8日 (日) 11時04分

kasumigauraさん、コメントをありがとうございます。そして誤りを指摘して頂いてありがとうございます。早速訂正をしました。

投稿: wakaba3 | 2016年5月 8日 (日) 15時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« まるごと台湾大周遊・前半 2016.4.18~20 | トップページ | まるごと台湾大周遊 2016.4.18~23 »