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帝釈山・会津駒ヶ岳 2016.8.1~8.2

Zenさん、Shiさんに夏山の計画で以前から気になっていて車でないと行き辛い山の帝釈山を提案したところ、OKしてくれた。帝釈山さんだけではもったいないと、会津駒ヶ岳もセットにして行ってきました。2日間とも天気が不安定で、突然雨が降りだすが、すぐに止んでしまい青空さえ出てくるの繰り返し。雨の合間を縫っての山歩きでした。そんなことで眺めは楽しめなかったけど、特に会津駒ヶ岳ではリンドウやイワショウブなどの花を楽しんできました。

○ 帝釈山・会津駒ヶ岳 2016.8.1()8.2()

 8月1日(月) 曇一時雨

那須塩原IC(8:40)=馬坂峠(11:1011:35)-帝釈山(12:2012:30)-馬坂峠(13:10)-桧枝岐・民宿()

 帝釈山への登山口がある、標高1790mの馬坂峠まで車で上がってしまう。約300m登るだけで頂上に登れてしまう。峠に車を駐車して歩き始めようとすると、雨が降りだしてカッパを着て歩き始めたがすぐに止んでしまった。峠から少し上がった樹林帯の中は、6月ごろにはオサバグサが群生するということだが、当然今は全く見られない。その代わりということではないだろうが、カニコウモリが沢山見られた。さらに上がって行くとアキノキリンソウが出てきた。コメツガなどの針葉樹林帯の中を、高度を稼ぎながら上がって行くと、やがて頂上に登り着いた。「大岩の上に立つと展望が開ける」とエアリアマップに記載されているが、今日は残念ながら周囲は雲に覆われて、眺めを楽しむことはできない。歩き始めた頃には見えた馬坂峠の反対側にある台倉高山も雲の中に入ってしまった。しばらくすると、また雨が降ってきた。帝釈山の先の田代山には山の名前のとおり、田代があって花が楽しめるということだったが、雨には勝てないと後ろ髪を引かれる思いで、田代山に行くのは諦めて下ることにする。慌てて樹林帯に入り込んで、暑くて耐えられずに一旦脱いだカッパを再び着たが、今回もしばらくで止んでしまい、やはり暑さに耐えられずカッパを脱いだ。今晩の宿は桧枝岐の民宿を確保しているのだが、あまり早く行ってもと、ゆっくり下る。下の方からパンパンという音が聞こえてきた。猟銃の音だろうか。下から上がって来るパーティーとすれ違ったので、聞いてみたら熊の目撃情報があったので爆竹を鳴らしたということだった。アキノキリンソウやカニコウモリをカメラに収めながらゆっくりと下り、やがて馬坂峠に下り着いた。この頃には、先ほどの雨がウソのように青空が広がり、田代山に行かなかったことを後悔させられてしまった。その後いったん国道まで下り、明日行く予定の会津駒ヶ岳の滝沢登山口を偵察した。登山口の近くでは、ツリフネソウが咲いていた。

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8月2日(火) 曇一時雨

 滝沢登山口(4:45)-水場(6:206:40)-駒ノ小屋(9:109:15)-会津駒ヶ岳(8:358:55)-駒ノ小屋(9:10)-水場(10:1510:30)-滝沢登山口(11:35)

 前日天気予報をチェックしたら、午前9時頃から雨が降り出し、12頃から強い降りになるような予報。雨が降りだす前に頂上に着き、強い降りになる前に登山口に戻ってきたいと朝食を弁当にしてもらい、まだ暗いうちに宿を出て、5時前に登山口の駐車場から歩き始める。東の空を見ると朝焼けで雲が赤く染まっていてきれい。朝焼けが見られるのは天気が良くなること?それとも悪くなること?いずれ雨が降りだすだろう、昨晩かなり強い雨が降ったので草が濡れていてズボンを濡らしてしまうだろうということで、カッパの下をはいた。木の階段をしばらく上がり、その後も急な傾斜登りが続いて、最初からかなりきついシゴキに遭う。昨日の帝釈山は針葉樹林帯の中の登山道だったが、ここはブナなどの広葉樹林に囲まれた山道。雨に濡れると、下りで滑ることが心配になるような傾斜も出てくる。高度を稼ぎながら、喘ぎ喘ぎあがりやがて水場の標識が立つところに着いた。気温はそれほど上がっていないようで、カッパの下をつけていても、あまり暑さは感じられない。水場は標高が約1650の地点。登山道から外れて急な斜面をしばらく下ると水がパイプに導かられて流れていた。下で汲んだ水筒の中の水道水を入れ換えて、口に含むと冷たくて非常に美味しい水だった。水場からさらに上がって行くと、東方向の展望が開けているところがあり、那須の山(だと思う)が望めた。P8020029s 周囲の木がブナなどの背の高い大きな木から、背の低い木に変わってきた。リンドウやアキノキリンソウなどの花が見られるようになってきた。きれいな声でウグイスが鳴いている。ちょうど太陽が雲の薄いところに来たようで薄日が感じられるようになった。見上げると青空が広がっていて、雨が降りだすにはまだ余裕がありそう。後から登って来た人達に一気に追い越されてしまった。先ほどまでガスの中だったこれから向かう頂上が、見えてきた。太陽が顔を見せてくれるようになったが、しばらくでまた隠れてしまった。やがて田代が出てきて、キンコウカの群生やイワショウブ、イワイチョウ、タテヤマリンドウなどの花々が見られ、それらを楽しみながら木道の上を進んでいく。やがて駒ノ小屋が見えるようになり、そこから会津駒ヶ岳、中門岳方向に向P8020056s かう尾根が見え出す。空が青空でないのがかなり物足りないが、ちょっと雰囲気のある良い眺め。やがて駒ノ小屋へ。ここで向きを北方向に変え、池の脇を通って頂上に向かう。中門岳に直接向かう道と分かれて、階段状になっている木道をしばらく上がって頂上に登り着く。頂上には背の高い山名標識が立っている。雪が相当積もっても確認できそう。笹薮に覆われた頂上で、置かれているベンチに座った状態では周囲の展望を眺めることはできなさそう。いずれにしても今日は周囲をガスが覆っていて眺めを楽しむことはできない。10数年前に一度訪ねて来ているのだが、情けなくなるほど全く記憶がない。しばらく頂上の雰囲気を楽しんでから下ることにする。下り始めてしばらくすると、かなり強く雨が降りだした。時計を見るとちょうど9時で予報どおり。慌ててカッパを着たが、昨日の雨と同様で、しばらくで止んだ。この時間になると気温が上がってきたようで暑さに耐えられずカッパを脱いだ。下りでは濡れた木道が滑るのでかなり慎重に下ったが、一度滑って尻餅をついてしまった。花を楽しみながら田代を通り、やがて水場へ。下りでは水は汲まずに、一本を取ってから登山口に向かって下る。登ってくる登山者何人かとすれ違ったが、小屋に泊まるのだろうか。やがて巨木の樹林帯に入り、急傾斜の下りになる。滑りそうなところが出てきて慎重に下る。単調な下りで緊張感をなくしそうになるが、滑って怪我をするとやばいので、気を引き締める。かなりうんざりしてきた頃、下に木の間から車の姿か確認できるようになるとやがて階段が出てきて林道に下り着いた。さらに少し下って駐車場所へ。車に着き、ドアに手をかけようとした瞬間かなり激しい雨が降り出した。何というラッキー、というか日頃の行いが大変良い人たち。この雨は今までと違って、ちょっと長い時間降り続いた。

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