イタリアオペラハウス巡りの旅ー6 ナポリの街
haruさんの“イタリアオペラハウス巡りの旅”の第6便は、ナポリの街への訪問記です。
14年振りのナポリです
2002年に訪れた時には、初めて出逢ったナポリピザの美味しさと安さ(5€)に驚いた事、次回はオペラの開催されている時期にサンカルロ劇場を訪れたいと思った事などを思い出しました
今回はサンタ・ルチア湾、卵城前の海に面したホテルに宿泊、海の向こうにはヴェスウィオ火山も見渡せます
いかにもナポリらしい喧噪に満ちた裏通りに、カラヴァッジョの「慈悲の七つの行い](1607年)が主祭壇にあるピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア聖堂がありました
1602年に設立された慈善団体、ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディアは、1606年に聖堂を建設する際、当時ローマで殺人を犯し逃亡中だったカラヴァッジョに、主祭壇を飾る絵の依頼しました。この時に描かれたのが『慈悲の7つの行い』
カラヴァッジョ独特の光と影、斬新かつ複雑な構図は、当時のナポリで大きな反響を呼び、カラヴァッジョを信奉するカラヴァッジョ派の画家が、この町から多く誕生することとなったと言われています
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