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丹沢・蛭ヶ岳~檜洞丸 2017.6.4~5

シロヤシオツツジを期待して、そしてこの時期に蛭ヶ岳に泊まりたいということでプランし、行ってきました。シロヤシオツツジは花を落としていて、見頃は過ぎてしまっていましたが、トウゴクミツバツツジはまだ十分に見頃でした。それとカモメラン(多分)という花を初めて見ました。

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○ 丹沢・蛭ヶ岳~檜洞丸 2017.6.4()6.5()

6月4日(日) 曇時々晴

平丸(8:20)-平丸分岐(10:30)―黍殻山(10:5011:00)-青根分岐(11:25)-姫次(12:1512:45)-地蔵平(13:15)-蛭ヶ岳(15:05)

 平丸の登山口からしばらく上がると、フタリシズカが出てきて道の両側にしばらくの間続く。サンニンシズカやヨニンシズカも混じっていた。いつものことながら歩き始めてからしばらくは辛い。このまま辛い状態がずっと続くのか、不安を感じながら歩く。平丸0.65kmと書かれた標識があるところで、尾根に乗った。今回のテーマはツツジを楽しむことだが、最初のツツジ、紅いツツジが出てきた。登山口から400m程上がったところで、最初の一本を取る。一時見られなかったフタリシズカが再び出てきた。暑くなってきたので、半袖Tシャツ1枚になる。歩き始める頃はどんよりとした曇り空だった。樹林帯の中で空の様子はよくわからないが、樹林の間を通して日差しが地面まで届いている。ツツピーツツピーという鳴き声が聞こえてきた。シジュウカラかな。平丸分岐で、焼山から姫次に続く尾根に出た。黍殻山への登りにかかると、先ほど見たのと同じ種類と思われるツツジが出てきた。よく見ると葉が5枚あったので、トウゴクミツバツツジではないようだ。ホトトギスの鳴き声が聞こえた。鳴き声は聞こえないが、托卵されるウグイスも近くにいるのかな。ギンランが見られた。黍殻山の頂上で空を見上げるP6040026s と、雲が動いていて、雲に覆られたり、青空が広がったり。日差しがあったり、無くなったり、変化が激しい。日差しが無くなると半袖Tシャツ1枚では寒く感じる。大平分岐に、奥野林道(鳥屋から大平への林道)の水沢橋から大平の間を通行止めにしている旨の看板があった。青根分岐では左側(東側)の展望が開け、今日の目的地の蛭ヶ岳、下に宮ヶ瀬湖そしてそこから丹沢山に上がって行く尾根などが見えた。八丁坂の頭分岐にはかなり立派なツツジの木があって、きれいな紅い花をつけていた。姫次では新緑のカラマツが前景の富士山の眺めが楽しみの一つだったが、富士山は雲の中でだめ。残念!富士山の眺めを楽しもうと、袖平山を往復しようと思っていたが、やめた。ウマノアシガタ(だと思う)が咲いていた。南アルプスの山がボンヤリと見える。地蔵平の周辺はブナ林で、新緑がきれいなのだろうが、日差しがないので映えない。ガレの上の縁を通る所では、西側の展望があって明日行く檜洞丸、大きな大室山そしてその間に見えているのは御正体山だろう。いよいよ蛭ヶ岳への最後の300m程の登りが始まる。新緑の自然林に囲まれた気持ちの良い山道と言いたいのだが、辛い登りでそれどころではない。シロヤシオツツジが出てきたが、花の数が非常に少ない。そして紅いツツジも出てきた。先ほどまでのものと違って、葉が3枚だった。戻ってから調べると、トウゴクミツバツツジはおしべが10本ということ。そこまで確認はしていないがトウゴクミツバツツジで良いのだろう。振り返ると大室山の左に三ツ峠、右に道志や大菩薩、奥秩父の山々そして独特の山容で山座同定が容易な奥多摩の大岳山などがクリアーではないが見えた。上にはドウダンツツジ(だと思う)、下にはマイヅルソウなどが見られる。それと初めて見たと思う赤いかわいい花が見られた。やはり戻ってから調べるとカモメランのようだ。頂上に近づくに従って、シロヤシオツツジが次々と出てくる。最初に見たものと較べると花の数が多い。そんな花々に励まされ、木の階段を登りきると、蛭ヶ岳に登り着く。残念ながら富士山は見えない。今日の宿、蛭ヶ岳山荘は頂上に建っている。宿泊の手続きを済ませ、ビールを求めて明日の好天を願って一人で乾杯をした。空は雲で覆われ、日の入りのアーベントロートを楽しむことはできなかった。
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6月5日(月) 曇時々晴

 蛭ヶ岳(5:30)-ミカゲ沢の頭(6:356:45)-臼ヶ岳(7:207:30)-神の川乗越(7:50)-青ヶ岳山荘(9:10)-檜洞丸(9:159:25)-神の川分岐(10:05)-犬越路(11:3512:00)-用木沢出合(13:0513:20)-西丹沢ビジターセンターBS(13:50)

 朝、日の出、富士山の眺めを楽しもうと小屋から外に出ると、鹿さんが待っていた。小屋から誰か出てきたら、朝の挨拶をしようと待ち構えていたようだ。頂上の山小屋に泊まる大きな楽しみは、日の出を拝むこと、富士山が見える山頂ではモルゲンP6050093s ロートの富士山を眺めること。今朝は両方ともできて満足。富士山の南には愛鷹山そして真鶴半島、初島が浮かぶ相模湾もクリアーに見ることができた。南アルプスは残念ながら雲の中のようだ。エアリアマップによると今日歩くコースには、何箇所か危険マークが付けられている。焦って歩いて痛い目に合わないように余裕を持って歩くために、早目に小屋を後にする。正面に富士山、道の両側にツツジを見ながら急傾斜を慎重に下って行く。鎖やロープが張っている所も出てくる。核心部を無事下りホッとして空を見上げると、雲が広がってしまい、前の方の山の日当りが無くなってしまった。下りきったところは南側が激しくガレていて、尾根の北側を巻いていく。登りにかかるとなんとなく腰に違和感が出てきて、心配。ミカゲ沢の頭で今日最初の一本を取ったが、鳥が何かを訴えているのか、激しく鳴いている。頑張って歩けと励ましてくれているのかな。青空が広がってきて再び日差しが出てきた。今日もこの繰り返しなのだろうか。臼ヶ岳の山頂は自然林に囲まれて、蛭ヶ岳方向を除いては展望がないが、静かで良い雰囲気なので一本取ってしまった。ツツジが見られないのが少し物足りないが、自然林の中の感じの良い尾根歩きが続く。正面に檜洞丸が、「待っているから早く来い。」と言っている感じで、聳えているのが見え出した。神ノ川乗越には蛭ヶ岳2.6km、檜洞丸1.9kmと書かれた標識が立っていたので、半分は来たようだ。鹿が跳びまわっていた。金山谷乗越の危険地帯は金属製の桟道や階段、梯子などで整備してくれていて殆ど危険を感じることなくクリアー、いよいよ今回の山では最後の大きな登り、檜洞丸への300m程の登りにかかる。階段が時折出てくる、急傾斜の登りが続く。振り返ると蛭ヶ岳が垂形のきれいな形を見せてくれている。周りに人がいないので、木や鳥に「俺はあそこから歩いて来たのだぞ」と自慢をしてしまった。まだ花は着けていないが、バイケイソウが群生している。ギボウシと間違えて食べてしまい、食中毒を起こしたというのを何かで読んだような記憶がある。檜洞丸での事件だったような気がする。気を付けましょう。青ヶ岳山荘の前を通り、やがて檜洞丸の山頂に登り着く。何人かのハイカーが休んでいた。まだ時間も、足腰も余裕があるので自分もしばらく休んでから、犬越路への尾根に入る。白い花、紅い花をつけたツツジが次々と出てきて、歩みを止めてしまうことが多い。朝早めに出発して大正解。ただ、シロヤシオツツジは花びらをかなり落としていて又残っている花も褪せてきていて見頃は過ぎたようだ。山中湖は見えているが、その上に有るはずの富士山はすっかり雲の中に入ってしまって見ることができない。前方には大室山がどんと大きく、そして大室山からの山梨県と神奈川県の県境になっている尾根、さらに畦ヶ丸から菰釣山を通って山中湖へ行っている尾根、下には神ノ川の流れが眺められる。P6050222s 小笄手前の危険ゾーンは、露岩交じりの急な下りだが鎖や鉄梯子に助けられてクリアー。小笄の下りでも油断して浮石などに乗るとかなり痛い目に遭いそうな急な下りが出てきたが、足元を確かめながら慎重に下る。やがて着いた犬越路ではまだ「ホウホケキョ」と上手に鳴けないウグイスが一生懸命練習していた。ムラサキケマンが咲いていた。時間に余裕があるので、時間調整ということでゆっくりと下ったが、急傾斜の下りでは足に負荷がかかる時間が長いということで、それはそれで足に来る。用木沢の出合からは林道歩きになる。バス停がある西丹沢自然教室は、西丹沢ビジターセンターと名称が変わっていた。
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