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岩手山 2017.7.24~25

SHIさんから東北の山、岩手山・秋田駒ヶ岳へ行かないかと誘われた。天気がはっきりしなくて惑わされましたが、出発する前日に落ち着いた予報になり出かけました。1日目は岩手山の8合目避難小屋に宿泊し、翌日岩手山に登りました。旧道の下りはかなり消耗しました。

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○ 岩手山 2017.7.24()7.25()

 7月24日(月) 曇時々雨

東京(7:36)=盛岡(9:5210:10)=馬返し登山口・駐車場(10:5511:20)―2.5合目新道旧道分岐(13:1013:20)-7合目新道旧道合流(16:30)-8合目避難小屋(16:40)

 盛岡駅で駅レンタカーを借りて、岩手山の馬返し登山口に向かう。しばらく走ると前方に今回の目的の山、岩手山が見えてきた。頂上は見えているが、下の方は雲に覆われている。我々が登る頃にはすっかり雲はとれているだろう。登山口の駐車場に車を入れる。駐車している車はそれほど多くはないので、小屋はそれほど混むことはないだろうと、安心する。キャンプ場に入って少し行くと水場があったので、そこで水を確保する。キャンプ場をぬけて車道を横切ると、いよいよ岩手山への登山道になる。登山道は自衛隊の演習場に沿っているようで、立ち入り禁止の看板が何回か出てきた。0.5合目で新道と旧道の分岐になっている旨の標識があった。新道と旧道の分岐は2.5合目だと思い込んでいたので、標識が間違っているのかと思ったが、エアリアマップで確認すると、巻道分岐点となっているところのようだった。ここは、標識で新道となっている方に進む。やがて2.5合目に着き、ここで新道と旧道が分岐する。ガイドブックには、旧道は展望が良いが、新道のほうがよく歩かれているという記載があったような気がする。今日は曇り空で展望はないだろうと、新道に入った。ブナが主体の樹林帯の中の道。黄色いホトギスの仲間と思われる花が頻繁に出てくる。急傾斜の登りがP7240005s 続き、“高度を稼ぎながら・・・”と言いたいのだが、荷が重いこともあってなかなかピッチが上がらず高度が稼げない。そんな我々を励ますのか、叱咤しているのか自衛隊の演習場から大砲の音がかなり頻繁に聞こえてきた。聞こえ始めてきたときは、雷の音かと思いドキッとしたが、下に演習場があったことを思い出した。そのうち雨が降りだしてきた。それほど強い降りではないので、とりあえずザックカバーだけ着けたが、やがて降りが強くなってきたので暑くて嫌だなと思ったが上だけカッパを着た。雨が降ってくると気持ちは焦ってくるが、ピッチはなかなか上がらない。5合目、6合目と過ぎて7合目まで行けば、傾斜が緩み小屋まで直ぐだと思うのだが、なかなか登り着かない。やっとの思いで旧道と合流する7合目に着いた。ここからは見られる花が増えてきた。オダマキ、ウスユキソウの仲間など。傾斜が緩んだ山道を行くと、やがてガスの中に小屋が見えてホッとする。小屋の前には御成清水という水場があって、水が噴き出している。湧水が自噴しているのだろうか、かなりの水量だ。冷たくて美味しい水でのどを潤し、小屋に入る。小屋は避難小屋となっているが、管理人がいて有料。小屋の中は自家発電をしていて灯りがつき、薪ストーブがあって暖かく、大変居住性の良い避難小屋。雨で濡れたカッパなども乾かすことができそう。

7月25日(火) 曇
 小屋(5:35)-お鉢巡り分岐(6:30)-薬師岳(7:007:10)-小屋(7:508:00)-3合目(9:50)-2.5合目(10:10)-馬返しキャンプ場(11:1511:40)-登山口駐車場(11:5012:00)=国見温泉・秋田駒ヶ岳登山口(13:00)

 今日は頂上(薬師岳)で日の出を拝もうと、3時に一旦起きて外の様子を確認すると、空は雲に覆われていて、日の出を見ることはできなさそうということで、明るくなってから出発しようと、再びシュラフに潜り込んでしまった。日の出時間が間近の4時を過ぎた頃になると、小屋の窓から見える東の空が明るい。外に出て確認してみP7250007s_2 ると、上空は大部分が雲に覆われているが、東方向に雲の切れ間がある。そこがお日さんの通り道ではと、淡い期待を持って待っていたら、まさにそこがお日さんの通り道で、日の出を拝むことができた。近いうちに大変良いことが起こりそうな予感が。小屋の中に戻って朝食を済ませ、頂上に向かって出発をする。その頃には、太陽は雲の中に入ってしまい、日差しは全く感じられなくなってしまった。しばらく歩くとキジを催してきた。ちょうど不動平の小屋の近くだったので、小屋のキジ場を拝借して済ませた。こちらは無人の避難小屋ということだったが、きれいに整備されていて、キジ場にはキジ紙がセットされていた。こちらの小屋でも快適に一晩を過ごすことができそう。すっきりしたところで、山道に戻ると道の両側に花が沢山見られる。オダマキ、ハクサンチドリ、クルマユリ、シオガマ等。その他に名前の分からない花も。コマクサも出てきた。ただ日差しがないので、花たちも今一元気がなさそう。やがてお鉢をまわるコースに入る。左回りで行くことにする。道の脇には石の仏さんが何体も並んでいる。ここまで上げてくるのは大変だっただろうなと、余計な心配。やがて頂上に登り着く。上空は相変わらず雲に覆われているが、展望は効き360度の眺め。ただ東北の山は見慣れていないので山座同定が難しい。地図と見比べて、あれが明日登る予定の秋田駒ヶ岳だろう。あれが早池峰山だろう。八甲田なども見えているのかな、などと“だろう”あるいは“かな”付きで一応同定をしてみた。しばらく展望を楽しんでから、小屋に向かって下る。小屋に戻って預けた荷を担いで馬返しの登山口に向かって下ることにする。8時を過ぎると、自衛隊は訓練を開始するようで、大砲の音が聞こえ出した。今日もこの音に叱咤されて歩くことになりそう。下から上がってきた登山者が、自分がそう思っていたのと同様に雷の音と思っていたようで心配していたが、自衛隊の訓練の音だと言ったら、安心したようだった。7合目から今日は眺めがありそうなので、旧道を行くことにする。眺めがあるのは良いのだが、岩稜というよりガレ場状の道。足をとられないようにかなり気を使って歩いたが、何度かこけて痛い思いをした。気を使いながらもクルマユリやチングルマの実などが目を楽しませてくれる。また正面に見える早池峰山や姫神山の眺めも楽しむことができる。何パーティーかの上がってくる登山者とすれ違った。天気が良ければ、眺めを楽しみながら旧道を上がって、下りは新道をとるのが良いのかなと思った。3合目からは濡れていて滑りそうな岩の上を慎重にしばらく歩き、2.5合目で新道と合流した。ここからは樹林帯の中の道で緊張感から解放される。やがて馬返しのキャンプ場の水場にP7250067s 着き、人心地する。これから国見温泉まで行き、秋田駒ヶ岳の阿弥陀池の避難小屋まで上がる予定をしていたが、ガレ場状の旧道の下りでかなり消耗してしまって小屋まで行きつけるか自信がなく、国見温泉泊まりとすることにした。宿のテレビでは、明日は晴れると予報をしている。食事をして部屋に戻るために外に出て空を見上げると、雲が夕焼けで赤く染まっている。明日が良い天気になることを約束してくれているようだった。

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